かるた展望「第83号」目次

2026年9月 9日印刷
2026年9月16日発行



(個人的コメント)
 
 今号は、「全日本かるた協会法人化30周年記念号」である。
 巻頭言は川瀬副会長。「競技かるたの醍醐味は、読まれた札を高速スピードと正確さに加え、華麗な技を駆使して取ることだと私は考えています。」と書かれており、 川瀬元名人の競技に対する信念を感じる。
 恒例の名人とクイーンの本人原稿は、「名人のことば クイーンのことば」というタイトル。 名人は著書刊行の予告を書いており、出版されたら是非読ませていただきたいと思いつつ読んだ。 クイーンは、同会決戦の気持ちや、斯界への貢献の気持ちをわかりやすく書いている。
 第41回選抜大会は、「イワタ、念願の初タイトル」(イワの字が表示不可の漢字につき、片仮名で表記)との本文見出し。 慶應かるた会からは、6人が出場。ベスト8には二人残り、その二人が決勝で対決となった。イワタがクイーンに6枚差で勝ち、優勝を遂げた。
 第65回全日本選手権大会の本文見出しは「川瀬名人、2年ぶりの選手権奪還!」。慶應かるた会からは5名が参加し、2人がベスト8。 大津所属ではあるが、慶應義塾職員の浜野もベスト8。過去の優勝者、準優勝者の一覧表が掲載。私が対戦したことがある選手は19人だった。
 第58回全国女流選手権大会の本文見出しは「原、二度目のタイトル獲得」。 慶應かるた会からは4人が出場。ベスト8が2名。
 第39回各会対抗団体戦の本文見出しは「京都小倉に栄冠、粂原は有終の美」。粂原元名人は、自身で会を立ち上げ移籍するとのこと。 慶應かるた会は、Cブロックで、三島せせらぎ会に1対2で敗れ、ブロック2位となり、決勝トーナメントに進めず。
 竹中さんの「かるた雑談」は「栗栖先生」。私も栗栖先生の訃報をきき、先生との思い出をよみがえらせた一人であるが、記事を読みつつ、 あらためて先生を懐かしく思い起こした。
 第7回ちはやふる小倉山杯は、決勝戦で名人・クイーンの顔合わせが実現。川瀬(三島)が決勝で矢島(慶應)を下して3連覇。
 競技かるた海外普及二十五周年記念“ドリームかるたフェスティバル・イン・アメリカ”を読み、海外普及の四半世紀の時の流れを感じた。 インド人の弟子がいる私としては、ストーンさんの情熱に、頭が下がるばかりである。
 その他、定番の企画等、毎号の編集に感謝。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、矢島、西牧、宮崎、松浦、■(山冠に品)田(イワタ)、坂田、田口、山中(裕)、中原、加賀美、高見澤、青山、坂根、石井。
 上記以外で、令和七年度[下期]競技かるた大会成績に名前のあった選手は以下のとおり。高木、山中(祈)、金子、今村、戸取、大久保。
慶應高校から、KN(E級)。
 さらに上記以外で、昇段者の欄に名前があったのは、木村、永田、吉田、中西、中野、井上、安田、小島、石渡。 慶應湘南藤沢では、MO、AO、EH。
 最後になるが、今回も編集後記を興味深く読ませていただいた。
(H.Takano)

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