クイン戦:第61期〜第70期


第61期

◎鶴田紗恵(九州) ○○ 坪田 翼(東京東)

#1回戦は4枚差で挑戦者の勝利。続く2回戦、6対1からの6連取で運命戦に持ち込み、1枚差で挑戦者の勝利。2連勝で鶴田が初戴冠。22歳の女子大生クイーンの誕生。坪田の3連覇はならず。

第62期

◎山下恵令(東京明静) ○●○ 鶴田紗恵(九州)

#1回戦は山下挑戦者が3枚差で制すも、2回戦は鶴田クイーンが「ながら」と「なにわえ」の運命戦を制し、タイに持ち込む。3回戦は山下が5枚差で勝利し、3度目の挑戦で念願のクイーン位初戴冠。

第63期

◎山下恵令(東京明静) ●●○○○ 森田真央(杉並)

#第9期以来の5回戦制のクイーン戦となった。3回戦制であれば失冠となる1枚・10枚の2連敗から、3連勝で山下クイーン初防衛。勝利枚差は、3枚・16枚・8枚。5回戦制の恩恵を受けた形となった。

第64期

◎本多恭子(大津あきのた) ●●○○○ 山下恵令(東京明静)

#挑戦者決定戦で昨年の挑戦者の森田を破り、3度目のクイーン戦となった本多が7枚・14枚とあとのない2連敗のあと、9枚・4枚・8枚で3連勝し、念願のクイーン位を奪取。 昨年に引き続き、5回戦制が勝者に味方をする形となった。

第65期

◎山添百合(京都小倉) ○○○ 本多恭子(大津あきのた)

#コロナ禍で一都三県に緊急事態宣言が出る中、三度目の挑戦で山添が初戴冠。初戦を運命戦で勝利し、4枚・7枚と三タテ。

第66期

◎山添百合(京都小倉) ○○○ 矢野杏奈(慶應)

#山添クイーンは、12枚・11枚・7枚と危なげなく3連勝で初防衛。矢野挑戦者は、慶應義塾大学の現役学生のクイーン戦出場としては第20期の吉田以来46年ぶりだったが残念ながら敗退。

第67期

◎山添百合(京都小倉) ○○○ 三苫 成(福岡)

#山添クイーンは、2枚差、1枚差、4枚差の3連勝で防衛。クイーン位奪取から負けなし。2回戦の運命戦では敵陣を抜いて決める。

第68期

◎井上菜穂(早稲田大学かるた会) ○●○○ 山添百合(京都小倉)

#クイーン戦9連勝の山添が初戦を運命戦で落とす。その後3試合目まで運命戦決着が続く。4試合目もあわや運命戦という2枚差で井上が制し、初戴冠。

第69期

第70期


「かるた展望」の各号の記事等をもとに構成しました。


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