かるた展望「第5号」目次
1969年12月20日印刷
1970年1月1日発行
- 会長就任に当って…………………………………………………………………………田口忠夫
- 昭和44年度名人戦
- 44年クイーン戦
- 選手会総会ー深夜まで熱心に討論ー
- 「はやいかるた」と「うまいかるた」
- 禅道とかるた………………………………………………………………………………小杉芳治
- かるた不老会のつどい…………………………東京かるた会所属東京吉野会々長 黒川治男
- 昭和45年度全日協日程
- 『小倉百人一首朗詠レコード』
- 『小倉百人一首』初めてのレコード
- 第8回全日本選手権大会
- 44年度得点点数
- 昭和44年大会成績
- 事務局だより
- 編集後記
- 選手会会計報告
(個人的コメント)
第4号で掲載されていた「目次」が、なくなってしまった。再び、本文を見ながら書き起した。選手会会長が正木さん(2期4年)から田口さんに交代した。名人戦は田口VS山下、クイーン戦は宮崎VS沖。沖は当時中学3年生。
朗詠レコードの案内が掲載されている。CD世代は、レコードと言ってもピンとこないかもしれない。
選手会提案の名人戦・クイーン戦の挑戦者決定の予選方法についての点数制による案は全日協の総会ですでに否決されたという記事がある。得点システムは第4号に詳しいが、今の得点システムとは異なるが今の得点制に繋がる先行システムということは言えるだろう。
編集後記を読むと原稿が集まらなかったために見送り説もあったことが書かれている。しかし、薄くとも継続して定期的に出版することが大事なことは、このあとの一時中断を経ての継続の経過からもわかるのである。この号は年末印刷の年初発行となった。
この号には、大会成績の欄に慶應の選手の名前が登場する。C級・D級の入賞者の中に掲載されていた選手の名前は、次のとおりである。
田中純一、伊藤準、畑中定衛、小家進、河合雅孝 (敬称略)
(H.Takano)
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