かるた展望「第6号」目次

1971年7月1日印刷
1971年7月10日発行


(個人的コメント)
 年末印刷発行から7月印刷発行になったために1年半の間が空いている。そういうわけで、名人戦もクイーン戦も2回分が掲載されている。田口2連勝のあとの松川3連勝での名人位返り咲き。しかし、なんとその翌年は松川の交通事故による名人位返上による遠藤VS川瀬の名人戦が掲載されている。クイーン戦も宮崎3連覇のあとの、山下のクイーン位復帰とこちらも交代劇。
 王位戦と女王位戦が高島屋で行われたことがインタビュー記事や編集後記からわかるが、混乱があった様子。テレビに取り上げられる機会がふえていることもわかるが、取り上げられ方に対する意見も読み取れる。
 深田一雄氏の名前は、深田郷風の雅号のほうがピンとくる世代の方もいることと思う。
 大会成績には、早大選手の名前はよく出てくるが、慶應は、河合雅孝、河野次郎の2名のみ。(敬称略)
(H.Takano)

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