かるた展望「第13号」目次
1984年8月15日印刷
1984年8月21日発行
- 潜在能力の活用………………………………………………………上野健一郎
- 59年度名人戦
- 59年度クイン戦
- 名人戦・クイン戦後々記………………………………………………深田郷風
- 私の名人位戦20年……………………………………………………松川英夫
- 第23回全日本選手権
- 選手権に優勝して……………………………………………………山崎みゆき
- 全日協よりのお願い
- 全国少年少女大会について……………………………………………仙達 実
- 座談会「もしも挑戦者になったら」
- 競技・審判面から見た雑感………………………………………………山下 義
- かるた界夜話(2)………………………………………………………深田郷風
- 九州かるた会について………………………………………………原田敬次郎
- 読みのルーツ……………………………………………………………山下 義
- 小林先生を偲んで………………………………………………今村・堀沢・友田
- 新人育成について………………………………………………土谷・山中・渡辺
- 昭和59年度各地大会成績
- 昭和59年度得点表
- 編集後記
(個人的コメント)
目次復活!作業が楽になる。ただし、「九州かるた会について」は、本文の見出しは「九州かるた界について」で、誤植である。一応、原文のママを原則とさせていただいた。
名人戦は、本文の見出しが「悲願松川、川瀬から奪回-通算V9達成-」である。川瀬VS松川のカードで、名人戦の舞台で4度目の対戦。松川が4度目にして初めて
川瀬を下す。1枚差・2枚差・3枚差で3勝を積み上げる。川瀬は6枚差で1勝をあげ
たのみ。
クイン戦は、本文見出しが「堀沢、岸上降し連続8期防衛なる」である。堀沢がストレートで8連覇(見出しのように防衛戦の連続を書くなら7期連続と書くべきだろう)。
全日本選手権の本文見出しは「山崎優勝、次はクイン位だ!」である。記者(or編集者)の山崎への期待がうかがえる見出しである。
かるた界夜話が前回に引き続いての連載となった。やはり、いにしえを語る「語り部」
は、なくてはならぬ存在だろう。
「もしも挑戦者になったら」の座談会は斬新な試みだろう。学生時代の4年間に同じ
学生としてかるた界の空気を吸っていたメンバーの話は、人物を知っているだけに
面白さを感じる。
得点表から、慶應所属の選手を上位から順に拾うと次のとおり。
種村、原田、牧野、大前、藤本、吉野英岐
この年の名人戦東日本予選は、種村が決勝進出したものの松川に敗戦。牧野は準決勝敗退。
大会成績から、B級以下の慶應所属の選手名を拾うと次のとおり。
久保田直樹、政木真理、山田鉄水、早川裕章、池上裕隆、小飼真美。なお、早稲田の織田が慶應と誤記載されている。
第41回職域で、A級優勝、B級準優勝、C級準優勝。
(H.Takano)
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