かるた展望「第17号」目次

1988年9月15日印刷
1988年9月20日発行


(個人的コメント)
 巻頭は、宗像大社宮司の原稿で始まる。
 名人戦の本文見出しは「クリーン種村、名人位4連覇」。初戦を運命戦で落とすも、その後、4枚・3枚・3枚の3連勝で、鹿児島の鶴田の挑戦を降し防衛。名人戦連勝は9連勝でストップ。
 クイン戦の本文見出しは「渡辺、悲願のクイン位を獲得」。北野クインの出場辞退を受け、横浜の渡辺と福井の山崎みゆきの東西決戦となる。連勝で渡辺がクイン初戴冠。
 全日本選手権の本文見出しは「金山、森を降して初制覇」。決勝の相手の森は、森洋三元名人にあらず、京都の森玲である。金山は、かるたを始めて16年めの選手権獲得。ちなみに慶應は56名中8名が出場。
 この号には「かるた会館落成祝賀会」の記事はあるが目次にはない。選抜大会は、記事として2ページ半あるが、名人戦・クイン戦のように本文見出しはまだない。優勝は、田畑謙。かるた界夜話も6回目となり、編集形態も落ち着いてきた様子。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
 種村、牧野、大前隆男、吉田正法、望月、鈴木靖司、早川裕章、横溝祐司、鈴木裕、  小菅信孝、小飼真美、大前明子
 今回の東日本の名人戦予選にはベスト8に2名。ベスト4の鈴木裕どまり。
 大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
 秋山正一郎、天野安郎、古賀晶子、北沢尚子
 第48回職域での慶應の成績は次のとおり。
 A級優勝、B級準優勝。
 第49回職域での慶應の成績は次のとおり。
 A級優勝(Aチーム)、5位(Bチーム)
 編集後記によると、特集として「送り札について」だったそうだが、原稿が集まらずボツに。企業秘密かと自問しているが、ケースバイケースでもあり書きづらかったのではないか。「思い出の送り札」とでもすれば書きやすかったかもしれない。
 編集のプロ軍団として、「種村、早川、石沢」が勤務先とともに紹介。たしかに新聞関係、放送関係だから、、、
(H.Takano)

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