かるた展望「第18号」目次

1989年9月15日印刷
1989年9月20日発行


(個人的コメント)
 巻頭言は、近江神宮の宮司さんである。
 名人戦の本文見出しは「種村5連覇!平成初の名人に。」。挑戦者決定戦で鶴田を降した 石沢が種村に挑戦。3タテで種村防衛。この年は、昭和天皇崩御で名人戦開催が4月に ずれ込むことになった。1月に会場にいった私は開催延期の知らせを聞きがっかり。 両者ともに本戦にむけて調整を2度というのは大変だったのではないだろうか。
 クイン戦の本文見出しは「渡辺、悠々2連覇達成」。川中裕三子にストレート勝ち。
 全日本選手権の本文見出しは、「金山、女性初の連覇」。
 全国選抜大会は、4回目。優勝は山崎みゆき。
 各会対抗団体戦が、第2回にして目次に登場。優勝は東京東会。準優勝は前年優勝の 東京吉野会。
 小倉百人一首福引きは、前号に続き、2回目。  金山の「好きな札、嫌いな札」の記事には、うなずかされることも。競技者としては、 すべて好きであるのが理想だろうが、世間に質問に答える回答も用意しておくことが大事。
 特集(1)の松川・山下の配列研究には、寄稿者それぞれにタイトルがついている。
 岸上「松川式住居論」、川瀬「平成X年名人戦観戦記」、大前「気にいらねえ」、 平田「構えと配列」である。
 「われらA級1年生」は、第5回め。早稲田が目立つ感じ(5人中3人)がする。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
 種村、望月、大前、牧野、横溝、早川、小飼真美、吉田正法。
 名人戦東日本予選は、準決勝に牧野、大前が残るも、石沢(早稲田)が代表に。
 大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
 古賀晶子、北沢尚子、豊田昌三、田中幸子、今村陽介。
 第50回職域での慶應の成績は次のとおり。
 A級優勝(Bチーム)、7位(Aチーム)
 第51回職域での慶應の成績は次のとおり。
 A級優勝、B級8位。
 昇段基準が改訂され、A級は4段以上となった。昇段者には、従来の3段から4段への 昇段者の名前が結構多く記載されている。(私もその中の一人)
 編集後記によると「特集(1)」についての不安とユニークさへの評価がみてとれ る。
(H.Takano)

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