かるた展望「第23号」目次
1994年9月25日印刷
1994年9月30日発行
- 農村舞台と豊田市……………………………………………………渋谷 朗
- 平成6年度名人戦・クイン戦
- 名人戦当日のこと・永世クインを乗り越えて……………平田裕一・渡辺令恵
- 第33回全日本選手権
- 第9回全国選抜大会・第7回各会対抗団体戦
- 新しい目標に向けて…………………………………………………種村貴史
- 審判部アンケート調査に関する報告…………………………………椿 威
- 江戸川区初心者かるた教室…………………………………………赤井靖雄
- 中西前会長・森洋三さんを偲んで…………………………佐藤久忠・西川恭治
- わたとわだ……………………………………………………………北原 操
- かるた雑感……………………………………………………………室川公宏
- かるた創りとその歴史………………………………………………前田俊行
- かるた会三大コンパ・東京酉の会レポート…………………西 剛志・若松 賢
- A級の初優勝……………………………………中村泉子・吉田睦美・土田 雅
- 「われらA級1年生」
高島真理、前島悦子、片山貴裕、田原大地、堀川真奈美、
遠藤珠紀、後藤由紀、巳波輝行、石丸宗徳、村瀬 恵
- クロスワードパズル…………………………………………………須藤侍郎
- 平成6年度各地大会成績
- 昇段者
- 得点表
(個人的コメント)
ページ数は102ページ。読み応えあり。目次も1ページにおさめるために、話題を固め
て掲載。「われらA級1年生」からは10回目にして「特集」の二文字が消えた。「新企画」
と銘打って「A級の初優勝」が登場。シリーズ化の意図がみえみえで「(1)」が本文
見出しについている。
名人戦の本文見出しは、「平田、攻守冴えて初防衛」。平田VS中谷は3−1で平田の
勝利。中谷は2度目の挑戦は1勝どまり。
クイン戦の本文見出しは、「渡辺、永世クインの本領発揮」。5年連続6度めの渡辺
VS山崎カード。2枚・3枚・3枚の僅差で2勝1敗で渡辺防衛。
全日本選手権の本文見出しは、「種村、貫禄の選手権制覇」。
全国選抜大会の本文見出しは、「種村、選抜初制覇!!」。
各会対抗団体戦の本文見出しは、「初の早慶決戦 軍配はどちらに!?」。慶應が3度目の
優勝をとげる。
審判部アンケート調査に関する報告は、Q&A方式の解説でわかりやすい。こういう記事
の掲載は機関誌の大事な役割だと感じる。
得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
種村(なんと91点)、望月(46点)、大前、早川、小池。
名人戦の東日本予選、ベスト8には望月、大前、小池。決勝には望月が進むが波多野
の前に敗れる。
大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
小林賢治、川端由布子、関口卓宏、伊東正尚。
第60回職域での慶應の成績は、A級8位。
第61回職域での慶應の成績は、B級8位。
第62回職域での慶應の成績は、C級2位。
C級まで急降下するものの、C級からは1期でB級に復帰。
得点の区切りは7月末までの1年間だったのを、8月末までの1年に変更することに
なり、今号は移行措置で13か月分となった。種村と望月との二人で15大会制覇を
目指していた記事は圧巻。結果は「13」だったようだが、種村の選抜と選手権の
ダブル制覇もあわせて「すごい!」のひとこと。
(H.Takano)
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