かるた展望「第24号」目次

1995年9月25日印刷
1995年9月30日発行


(個人的コメント)
 社団法人化へのステップが着実に進んでいる様子がうかがえる。「各都道府県にかるた 協会を」のスローガンにあるように、こうした組織化は、社団法人化への大きな推進力に なるようだ。それと同時に企画部の全日協の変遷史つくりも大事な作業。のちの百年史に 役立ったことだろう。
 さて、名人戦の本文見出しは、「熱戦9時間!!種村、名人位を奪還。」。種村は1戦と 4戦を1枚差・2枚差で落とすも、5戦目を6枚差で勝利し、3人目の名人復位をはたす。 奪われた相手へのリベンジでの復位は、松川についで2人目。ちなみに松川は、対田口と対川瀬の2度達成している。
 クイン戦の本文見出しは、「渡辺、隙なし V6」。金山元クインが西日本代表の横谷 裕三子をやぶって、渡辺に挑戦。結果は、渡辺のストレート防衛。
 全日本選手権の本文見出しは、「クイン渡辺、選手権も制覇」。決勝のカードは、 渡辺VS前田秀彦。
 全国選抜大会の本文見出しは、「池田、選抜最年少優勝」。決勝のカードは、池田 VS松川。
 各会対抗団体戦の本文見出しは、「慶應2度目の連覇!」。決勝は横浜隼会。種村、 望月に加え、小池の活躍が光る。ただ、前号で第7回だったので、第8回のはずなのだが、目次も本文見出しも第10回(大阪暁会、長谷氏のHPにリンク)になっているのは、編集ミスか?
   A級初優勝は第2回。われらA級1年生は11回目。こちらは、押しも押されぬ「かるた 展望」の鉄板のシリーズ企画に成長。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
 種村、望月、横溝、大前、早川、伊東正尚。
 名人戦東日本予選の決勝は、種村VS望月。西日本代表は鶴田。
 大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
 川端由布子、関口卓宏、森嶋裕子。
 職域結果は各級3位以内しか記載されなくなってしまい、慶應の名前は出てこない。
 公認審判員と専任・公認読手が記載。公認審判員には、大前、牧野、種村、望月。 公認読手には、望月。
 編集後記によると「昭和41年に第1号を発行して以来満30年、途中休刊の止むなきも あったが、今回24号を発行することが出来た。ここまで続けば、50号、100号も夢では ない。」との記事が…。この項を書いている平成24年の秋には55号が出ている。1年に 2回発行されるようになり、スピードアップ。
(H.Takano)

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