かるた展望「第25号」目次

1996年9月28日印刷
1996年9月30日発行


(個人的コメント)
 全日本かるた協会は、いよいよ社団法人としてのスタートを切った。社団法人化後の第1号がこの第25号である。
 名人戦の本文見出しは、「望月、種村から名人位を奪取!」。西日本代表の中谷を降した望月が挑戦者となり、3度目の種村VS望月の名人戦。過去6連敗の望月が、3連勝で名人位奪取。
 クイン戦の本文見出しは、「渡辺圧勝、クイン戦5連覇!」。挑戦者は渡辺の稽古相手の中村恭子。中村は西日本代表の山崎を降しての挑戦。渡辺は相手の手の内を知り尽くしているせいか、22枚差、17枚差と圧倒して防衛。
 全日本選手権の本文見出しは、「伏兵福原、選手権を制覇」決勝は、早稲田同士、福原VS中本太郎。
 全国選抜大会の本文見出しは、「渡辺クイン、選抜初制覇」。決勝は、クイン戦でもお馴染みの渡辺VS山崎の黄金カード。6枚差で渡辺が制し、選抜初優勝。
 各会対抗団体戦の本文見出しは、「早大、3年振りの団体戦優勝」。今回は、第9回のはずなのだが、目次も本文も大会成績もすべて第11回になっている。前号でも前々号で第7回だったから第8回のはずなのに、第10回と記載されたのを引きづってしまったからだろうか?選抜大会より、2回少ないはずなのだが、、、。次号以降もその回数になってしまっているので、この話題はいったん中止するが、本大会になる前に行われたプレ大会を回数に組み込んだなどという話もとんと聞かないので「はてさて?」である。ちなみに、慶應は、予選で、早稲田と同じブロックでリーグ4位と敗退。
   新企画として「かるた会、北から南から」。「A級初優勝(3)」は、「めざせ超A級」と見出しが変わる。「われらA級1年生」には、慶應から川端が登場。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
 望月、種村、早川、横溝、大前。
 大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
 川端由布子、河上素子、森嶋裕子。
 第65回職域での慶應の成績は、B級2位。第66回には各級4位までの記載につき、記載なし。
(H.Takano)

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