かるた展望「第39号」目次

2004年6月23日印刷
2004年6月26日発行


(個人的コメント)
 百周年の今がかるた界の「旬」ということでの巻頭言。
 名人戦の本文見出しは、「逆転劇で18連勝。西郷名人位V6」。土田の連続挑戦(通算3度目)をストレートでくだし、西郷名人防衛
 クイン戦の本文見出しは、「荒川裕理クイーン、初防衛で新たな船出」。齊藤姓から 荒川姓へ改姓したクイーンが、吉峰挑戦者をストレートでくだして防衛をはたす。集計表の数字に明らかな誤りがあるのは校正ミスか?
 全国選抜大会の本文見出しは、「土田、混戦を制す」。慶應早川の第1回からの連続 出場は18回でストップし、第19回は慶應からの出場は折笠のみ。もうひとりの連続出場者 である山崎みゆきは19回連続出場となった。決勝には、福井渚会の寺嶋良介と土田 準名人が残り、戦わずして土田が優勝となる。同会同士の「譲り」・「棄権」という決着の つけかたに、観戦子からは苦言も少々。
 各会対抗団体戦の本文見出しは、「静かなる歓喜。福井初優勝」。慶應は予選でブロック 4位と沈む。
   百周年ということもあり、競技かるたのルール制定の祖となった黒岩涙香関係の調査、 研究が調査部を中心に盛ん。成果は、「かるた展望」に。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
 望月、折笠、森理乃。
 大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は見当たらず。
 第81回職域での慶應の成績は、C級3位。
 昇段者欄に私の名前が登場。久々である。
 編集後記によると、「われらA級1年生」にマンネリ感の指摘が…。しかし、三浦編集長 は続けると宣言。私も、大賛成。書くことでいろいろな人への感謝もあらわせるし、これ からのA級での競技人生への抱負も語れるし、たいへんよい企画であると思う。ぜひ、 継続していってほしいと思う。
(H.Takano)

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