かるた展望「第58号」目次

2013年12月22日印刷
2013年12月25日発行


(個人的コメント)
 巻頭言は法人移行についての説明。「かるた展望」の誌名のとおり、将来の法人の在り方を展望する上での示唆に富む大事な文面である。
 全日本選手権の本文見出しは、「三好、最多タイの選手権制覇!」。3度目の制覇は、田口忠夫、松川英夫、川瀬健男、山田潤次とならぶ5人目とのこと。決勝で府中白妙の冨澤清彦選手をくだす。ちなみに慶應かるた会からの出場は折笠のみ。
   名人位戦の東日本・西日本予選の本文見出しは、「東は新鋭須藤、西は実力者川上」。決勝は東が須藤恭平(巣鴨学園かるた会)VS中川琢馨(ことのは会)、西が川上大介(大阪暁会)VS寺嶋良介(福井渚会)。慶應関係ではSFC高のT君が新鋭ということで紹介されていた。
 クィーン位戦の東日本・西日本予選の本文見出しは、「東は本命坪田、西は新鋭山添」。決勝は東が坪田翼(東京東会)VS山内沙耶(藤沢かるた会)、西が山添百合(京大かるた会)VS鶴田紗恵(九州かるた協会)。
 高校選手権評の本文見出しは、「東京・暁星高、薄氷を踏む6連覇-栃木・宇都宮高 堂々の準優勝-」。3位は静岡富士高、4位は福井・武生高。
   われらA級一年生には、「われらA級公認読手一年生」も登場。杉山啓(東大かるた会)。どんどん寄稿してほしいと思う。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
 望月仁弘、折笠哲平、小林亮介。
 大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
 池田佑貴、猪俣俊介、千葉美紗紀、水落康平、吉村泰介、有吉博昭、斎藤なのは、一杉将人、中山翔太、伊藤志帆。慶應湘南藤沢からはC級でIとT、D級にY。
 第100回職域での慶應の成績は、D(3)級3位に慶應義塾教職員チーム。
 入賞者にはフランス人の名前もちらほらと出てくる。神戸大学かるた会の方も慶應の特別短期留学生として、慶應の練習に来ている。かるたの国際化はさらに進むことだろう。
 編集後記によると、編集者の方がある方から「かるた展望、読まれていないって本当ですか?」と聞かれてびっくりとのこと。私は56号にも寄稿したとおり「かるた展望」の熱烈な読者である。だからこそ、みなさんに「かるた展望」の魅力を知ってもらいたいと思い寄稿した。編集後記に「矢張り良く読むことは大切ではないでしょうか。」とあるとおりだと思う。注意深く、連続してバックナンバーを読みかえしてみれば、わかると思う。本当に将来を「展望」する内容が掲載されていることに気づくはずだ。
 声を大にして言いたい。「読まないなんて、もったいない!!」
(H.Takano)

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