かるた展望「第59号」目次
2014年6月26日印刷
2014年6月29日発行
- 初心に立ち返って……………………………………………………山下 義
- 平成26年、第60期名人戦
- 平成26年、第58期クィーン戦
- 名人戦を振り返って…………………………………………………岸田 諭
- 10連覇を達成して …………………………………………………楠木早紀
- (第27回各会対抗団体戦、第29回全国選抜大会要旨)
- 駐日アメリカ大使、選抜大会を見学………………………………鶴谷智子
- 清少納言と枕草子(前編)…………………………………………津久井勤
- 東京大学かるた会創立30周年記念全国かるた大会を開催して…星野大輔
- 空気を読む力………………………………………………………橋本京子
- 中国人かるた選手が日本語作文コンクールで最優秀賞を受賞…遠藤健一
- カルタ・カンタービレ…………………………………………………李 敏
- われらA級1年生(46)
長谷川彩香・岡崎真弥・金山真司・若林謙
山口聖人・イーブン美奈子
- 平成25年度(下期)かるた大会成績
- 昇段者
- 平成25年度得点表・年間賞
- 一般社団法人全日本かるた協会第1回通常総会議事録
- 編集後記
- 法人賛助会員一覧表
(個人的コメント)
巻頭言は、山下会長であり、平成26年4月1日の一般社団法人への移行について
の報告と御礼である。平成8年に任意団体から社団法人として設立した時の思いと
現在の思いを重ねての「初心に立ち返って」ということである。
名人戦の本文見出しは、「岸田名人、初の防衛を達成」。名人の手記には
「昨年に引き続き、可能な限り大会に参加する中で…」とあり、その心意気は
すばらしいと思う。現役の名人と対戦できるのはA級選手冥利につきる。
クィーン戦の本文見出しは、「楠木クィーン、20連勝10連覇を達成」。手記には
「学生クイーンの終了とクイーン戦10連覇20連勝という節目を機に…」とある。競技
者としては気になる表現である。
各会対抗団体戦 全国選抜大会は結果のみ。この件は編集後記への感想で…。
キャロライン・ケネディー駐日米国大使の選抜大会見学の記事は斯界にとっては
よい話題である。"I am eager to play 'Hyakunin Isshu'."とのご要望は、見学
ではなく「PLAY」してこそであると考えているのは私だけだろうか?
海外普及窓口担当が、ワシントン在住のストーン睦美氏に決まったことも紹介
されている。海外普及も期待されている。その点からも中国の方の日本語作文
コンクールでの最優秀賞受賞も明るい話題である。「カルタ・カンタービレ」の
副題は「百人一首ラブストーリー」である。受賞作文も読み応えありだ。
変わったところでは東京大学かるた会の大会開催の記事である。「ノウハウ」原稿
でもある。大会開催に関わる方には読んでいただきたい文章である。
得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
小林亮介、折笠哲平、望月仁弘、山中裕貴。
大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
猪俣俊介、塩野入優、有吉博明(ママ)、坂倉彩香、伊藤志帆。
慶應湘南藤沢中よりMT、慶應湘南藤沢高よりMT・KS、慶應幼稚舎から小学3年
以下の部でS。
第100回職域での慶應の成績は、B級準優勝が記載された。
編集後記によると、三浦編集長からの苦言が…。各会団体対抗戦と選抜大会の
記事が落ちたのは、原稿の納期遅れとのこと。最近は、編集長の苦労・苦悩・苦言、
こういっては失礼かも知れないが愚痴めいたものなど、編集後記から編集者の大変
さを読み取っている。編集長、いつもありがとうございます。ただただ、感謝。
(H.Takano)
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