かるた展望「第68号」目次

2018年12月11日印刷
2018年12月17日発行

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(個人的コメント)
 巻頭は、椿専務理事。世代ごとの選手層の差を指摘した問題提起は、還暦を迎える私にとっても興味深い事案である。
 全日本選手権の本文見出しは、「三好が山下の連覇を阻み4度目の優勝!」。慶應勢は東、矢野、鈴木が出場。矢野はベスト8。
 名人戦予選の本文見出しは、「川瀬が東を初制覇、西は粂原が連覇」。ベスト16に東大5名・慶應4名(望月・山中・浜野・東)。結局、浜野は準決勝で川瀬に2枚差で敗退。望月は決勝で川瀬に9枚差で敗退。
 クイーン戦予選の本文見出しは、「森田・鶴田、タイトルホルダーの貫禄」。慶應は矢野が決勝で森田に敗退。
 女流選手権大会は、福井で開催。本文見出しは「鶴田、初の女流タイトルへ」。
 高校選手権の本文見出しは「埼玉・浦和明の星女子高、全国を制す」。サブタイトルは「出場5回目にして勝ち取った初優勝」。慶應義塾湘南藤沢高等部は初出場。一回戦で、優勝校の浦和明の星と対戦し、2−3で敗れる。 展望の記事を引用する。「GブロックはAランク校が埼玉・明の星ただ一校という独壇場で、1回戦で当たった神奈川・慶応湘南藤沢にはやや粘られたものの、その他は完勝で、悠々このブロックを制した。」 そして、同校百人一首部顧問の鈴木康之氏の「高校選手権の団体戦に優勝して」の記事によると「1回戦の慶応湘南藤沢高校との試合は3−2で勝利したものの、3勝目は中盤まで接戦でした。(中略)慶応湘南藤沢高校は団体戦が上手く3勝目までがとても長い時間に感じられました。」とのこと。 慶應義塾湘南藤沢高等部には優勝校と当たれたことを財産に、また来年頑張ってもらいたい。
 山下恵令クイーンの「起き上がり小法師」は、前号の再掲。文章の後半部分に欠落があったとのことで、再掲されたとのこと。
 追悼文の「渡邊昇九段」は、私が和歌山大会で対戦させたいただいた方であり、お悔やみを申し上げたい。
 「競技規程に学ぶ競技かるた」は第6回。漫画「ちはやふる」について、日ごろ私たちが感じている点を書いていただけて感謝。
 菅さんの「バリアフリーかるた会」の記事は、私も仕事上、バリアフリー等について考える機会があるので、ありがたい記事である。
 慶應かるた会の浜野君の「かるたの神様〜今夏さまざまな大会に関わって〜」は、ぜひ選手のみなさんにも考えてもらいたい内容だと思う。
 和家読手の「名人戦・クイーン戦の読手」(第1回)は、連載となるようで楽しみである。
 「かるた雑談」の大会会場についての思いについての指摘は、的を射た私的だと感じる。私の学生時代の職域の主戦場は「代々木八幡区民会館」だった。この記事には書かれていないが、私にとっては大事な場所の一つである。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
 矢野杏奈、浜野希望、山中裕貴、石川敬也、東友則、伊藤悠祐。
 大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
 今井樹、草場千紘、藤田航輔、落合俊貴、山田悠司。湘南藤沢中・高等部からは、RI、SO。
 昇段者のコーナーから上記に名前が掲載されていない慶應の選手名を以下に紹介する。
 石井崇寛。慶應湘南藤沢からTO、EM。
 編集後記には、「平成最後のかるた展望」の文字が、、、。私の対戦数は、未だに「昭和>平成」。おそらく、平成が昭和の対戦数を超すことはないだろう。私は未だに「昭和のかるた取り」なのだと思う。
(H.Takano)

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