かるた展望「第67号」目次

2018年7月6日印刷
2018年7月12日発行


(個人的コメント)
 今号は、6月の発行ではなく7月となった。印刷所も変更になった。
 巻頭言は全日協の副会長の栗原さん(福井渚会)である。過去を振り返り、現在の「ちはやふる」効果による盛況とを比較し、会場探しを含めた運営についての思いを書かれている。過去を知ってる身としては、当時のご苦労がしのばれる。
 名人戦の本文見出しは、「川崎、フルセットからの三連覇」。挑戦者の粂原八段は、「セオリーに縛られず、独特の試合運びが特徴の挑戦者」「かるた界の異端児」と紹介された。
 クイーン戦の本文見出しは、「山下恵令、待望のクイーンに」。鶴田クイーンは、初防衛ならず。
 「名人位戦を終えて」のサブタイトルは、「家庭」と「仕事」と「かるた」。
 「名人位・クイーン位挑戦者決定戦」の見出しは、「粂原・山下近江神宮へ名乗り」。名人位戦東日本代表は、高洲悠六段。クイーン位戦西日本代表は、山添百合六段。
 各会対抗団体戦の本文見出しは、「東京大学かるた会4度目の優勝」。慶應はDブロック2位で決勝進出ならず。慶應の東は、予選3試合全勝。
 全国選抜大会の本文見出しは、「森田快挙、選抜大会初制覇」。杉並かるた会の森田真央選手が優勝。慶應の浜野は、大津の原に敗れる。
 訃報が二件、正木一郎永世名人と盛野兼廣九段の追悼文が掲載。正木名人についての私の思い出は、私のHPで書かせていただいた。盛野九段とは、学生時代に京都の大会で対戦させていただいた思い出がある。名を馳せた一流の選手と対戦させていただけて、A級に昇級して良かったと感じた試合であった。
 映画「ちはやふるー結びー」の記事のそれぞれのサブタイトルは、木本さんが「かるた監修記」、長谷川さんが「撮影現場参加体験記だった。 また、かるた界のグローバル化の推進、バリアフリーの推進は、ダイバーシティー(多様性)のある社会という観点からも引き続き掲載してもらいたい記事であると感じた。 下鶴さんのサブタイトルは「耳が不自由な方も一緒にかるたを」、関場さんのサブタイトルは「目の見えない人・見え難い人と一緒に百人一首かるたを楽しもう!」である。
 「競技かるたの歴史」のサブタイトルは「時代と性別から見る競技かるた」であり、これもいわゆるダイバーシティーというテーマから見てもよい記事だろう。
「きもののちから」は、高島屋MD本部顧問の池田さんの記事で、長年高島屋呉服部で勤務されたかたとのこと。
   「競技規程に学ぶ競技かるた」の第5回目のテーマは「構え」、読誦教室の第五回のポイントの一つは「芸としての読み」であった。かるた雑談のサブタイトルは「二〇一八 春」ということで、新入会員募集におけるジレンマに言及されていた。
 「かるた会 北から南から」は、「百船千船つどひよる」(平沼高校)、「じゃんという名の練習会」(鹿児島県かるた協会)、「安達太良山のその上に…」(福島黎明会)、「良妻賢母といえば」(日本女子大学かるた部)の4編。
 「われらA級一年生」のそれぞれのタイトルはは、順に「後輩の存在と刺激」、「夢のかよいじ」、「かるたの思い出」、「外国籍初のA級選手!」、「みをつくし」、「感謝の気持ち」。
 「目指せ超A級!」のタイトルはは、「より大きな目標に向けて」。
 「文化講演会」の演題は「百人一首の本文異同」-「ちはやふる」を契機として-、「吉海直人同志社女子大学教授の講演を伺って」となっている。
 遠藤さんの「競技かるた部長に就任して一年」は、我々選手にとってもありがたい情報である。整えなければならない課題はいっぱいあると感じているので、ぜひ検討をお願いいたしたい。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
 濱野希望、東友則、石川敬也、池田佑貴、折笠哲平。
 大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
 長谷川周子、中野剛希、宮嶋太智、慶應湘南藤沢(中高)からは、TH、AO。
 上記に掲載されていない慶應の選手で、昇段者のところに記載されたのは以下のとおり。
 川野恭史、藤田航輔、安達三奈美、梅澤峻平、新磯菜名世。慶應湘南藤沢(中高)は、HI。
 第104回職域ABC級の成績は、上位2団体のみの記載につき、慶應の名前は掲載無し。
 編集後記には、正木さんと盛野さんへの追悼の文が並ぶ。編集者にとっても、大きな存在であったことがうかがわれる。
(H.Takano)

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