かるた展望「第71号」目次
2020年6月4日印刷
2020年6月9日発行
- 新型コロナウイルス禍に思う……………………………………………………松川英夫
- 令和2年、第66期名人位戦、第64期クイーン位戦
- 名人「西郷さん、対戦しませんか?」…………………………………………粂原圭太郎
- クイーン「理想と現実」…………………………………………………………本多恭子
- 初の競技かるた観戦………………………………………………………………森内俊之
- 名人位・クイーン位挑戦者決定戦
- 第33回各会対抗団体戦
- 第41回全国高等学校選手権大会
- 「全高総文祭」に47都道府県チームが揃う!…………………………………田巻千幸
- ちはやふる小倉山杯
- ちはやふる基金について
- 「ちはやふる」とのご縁(第3回)……………………………………………木本景子
- 「きものの、ちから」4…………………………………………………………池田喜政
- メイキング・オブ「わが青春のかるた道」
- 競技規程に学ぶ競技かるた(9)………………………………………………内川信幸
- バリアフリーかるたプレ大会……………………………………………………菅 啓彦
- メキシコの月………………………………………………………………………小松由佳
- 「小倉百人一首と天皇」―天智・持統から後鳥羽・順徳へ―………………沖山槙之介
- 教えて!かるたFAQ
- 式子内親王(前編)百人一首の女流歌人(その二十五)……………………津久井勤
- 公認読手より(第三首)…………………………………………………………木本景子
- かるた会 北から南から
- 文化講演会から
- 小倉百人一首フェスティバル紹介・百人一首検定
- われらA級1年生(59)………………………………矢島聖蘭・篠原璃宇空・塚田凌麻
- 目指せ超A級(30)…………………………………………………………………渡邉慶太
- かるた雑談「2020 春」………………………………………………………竹中 慎
- 全国団体戦めぐり 小学生団体戦・スーパー近江予選
- 令和元年度下期大会成績・昇段者一覧
- 令和元年度得点表・年間賞
- 将来的な競技人口予測・第6回代表者会議報告・昇段基準変更について
- アンケート・まんが・編集後記
(個人的コメント)
巻頭言は、松川英夫会長。この時期、この新型コロナウイルスの影響にふれないわけにはいかない。再開を望むのは誰しも同じ思いだろう。
名人戦の本文見出しは、「熱戦制す、粂原初防衛」。本人原稿では、自身のかるたに触れている。異端と言われるスタイルについての、他者からの指摘に反論もしているし、模索中の部分もあると述べている。
私は、すべて粂原名人の個性ととらえればよいと思っている。
クイーン戦の本文見出しは、「3度目の挑戦、クイーン位を勝ち取る」。本人原稿では、「無心」について述べている。
将棋好きの私としては、森内俊之九段(日本将棋連盟)の寄稿は、たいへん嬉しく思った。
挑戦者決定戦は、職場の後輩であり、職域団体戦のチームメートである浜野希望六段のあと一歩の検討の記事を読んで、当日のドキドキ感を思い出し。。
各会対抗団体戦の本文見出しは、「京都小倉かるた会、堂々の初優勝」。慶應かるた会は、準優勝であった。
第41回全国高等学校小倉百人一首かるた選手権評は、今号に掲載され、「東京・暁星高、再び頂点に―3年ぶりに優勝に返り咲く―」との見出しだった。
得点表にみる慶應所属選手の名前は、上から順に次のとおり。
浜野希望、東友則、矢野杏奈、松浦由、石川敬也、山中裕貴、谷俊彦。
大会成績にみるB級以下の慶應所属選手の名前は次のとおり。
田中智子、落合俊貴、原山佳之、高橋慶多、山口莉央、大野杏夏、大野樹。慶應湘南藤沢からも一人記載されていた。
上記に掲載されていない昇段者の欄に名前があったのは、高橋南奈佳、岡田すみれ、清澤禎紀、矢島千紘、倉持ひかり、磯部里帆、難波慶成、沢村亮太。慶應湘南藤沢からも上記以外で一人。
昇段基準の変更についても、記述があるが、かるた展望以外での丁寧な情報公開も積極的におこなってほしいと望んでいる。
編集後記に門田耕作氏の訃報があった。学生時代の知人の訃報には寂しさを感じる。
(H.Takano)
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