かるた展望「第74号」目次

2022年2月17日印刷
2022年2月25日発行


(個人的コメント)
 巻頭言は鶴谷副会長。関連法人を整理してご紹介いただき、大変参考になる。
 名人戦・クイーン戦の東西それぞれの予選の出場者数は、今回は各16名に絞られた。  名人戦の本文見出しは、「川瀬、初挑戦からの名人へ」。クイーン戦は「山添、3連勝でクイーン位初防衛」。 慶應の現役大学生としては46年ぶりのクイーン位戦登場の矢野七段は残念な結果となったが、学生会としては、現役の挑戦は大きな意義がある。
 名人戦予選の見出しは「東西ともに連覇、川瀬VS自見再び」。慶應勢は望月・折笠・東が初戦敗退。山中が二回戦敗退だった。
 クイーン戦予選の本文見出しは、「矢野・荒川の両名が東西代表に」。慶應勢は松浦が準々決勝で敗退したが、矢野が見事、代表に。
 高校選手権の見出しは、「東京・暁星高、三度目の連覇―2大会ぶり優勝を狙う浦和明の星女子高を退ける―」。 慶應湘南藤沢は、二回戦から登場というくじ運に恵まれたものの膳所高に敗れる。
 追悼は2名。お名前を存じ上げている方が亡くなられるのは寂しい限り。
 国民文化祭わかやま2021の記事の冒頭は、「和歌山、和歌浦、「和歌の里」〜王朝文化の華拓く〜」。試合のほうは「京都、熱戦を制し優勝!」。 表紙の写真は、この時の写真である。
 「教えて、競技かるた」は、今号も粂原氏。肩書が「前名人」となってしまったのは残念。「上段使い」をまた名人戦の舞台で拝見したい。
 専任読手の芹野さんの記事は、練習で使用している「ありあけ」のカードでお世話になっているので、興味深く読ませていただいた。
 かるた会北から南からは、札幌、青森、福岡、沖縄。まさに北と南である。
   新企画「次、なに送る?」は待ちに待った企画であり、こういう取り組みが非常に嬉しい。いろいろ工夫して続けていただきたい。
 大会成績のコーナーのページ数の少なさは、コロナ禍でやむをえないが寂しい。慶應関係の記載もなかった。
 昇段者のほうは、慶應からは、平田朝日、藤田航輔、饗庭雅大。慶應湘南藤沢からは、K、W。
 A級得点表に記載の慶應所属の選手は次のとおり(得点順)。
矢野杏奈。望月仁弘。試合が少ないとはいえ、こちらも寂しい。
 特別功労賞には、私が学生時代に切磋琢磨した方が2名受賞されていた。嬉しい限りである。
 編集後記では、名人戦・クイーン戦を早く伝えたいという趣旨での発行時期の変更ということが紹介されており、非常に素晴らしい変更という思いである。 編集部に感謝を申し上げる。
(H.Takano)

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