かるた展望「第75号」目次

2022年8月23日印刷
2022年8月31日発行


(個人的コメント)
 巻頭言は、椿副会長。競技かるたの放送権販売への言及は、素晴らしい。囲碁・将棋では早くから新聞社が棋戦にスポンサーとしてつき、新聞に棋譜が載っている。 様々なメディアへのコンテンツの提供に権利契約をすれば、協会の財源となるはずである。ぜひ、実現に向けてほしいと思う。
 名人とクイーンの本人原稿は、「名人のことば クイーンのことば」というコーナーとなった。それぞれのタイトルは、上記の目次で紹介したとおりである。 お二方の気概の感じられる原稿として読ませてもらった。
 昨年から始まった名人戦・クイーン戦の写真の掲載は、今年も続いており、ぜひ、定番企画として今後も続けてほしい。
 第61回全日本選手権大会の本文見出しは「永世選手権者山下、前人未到七度目の優勝」。タイトルのとおり、素晴らしいことだと思う。 慶應かるた会からは石川敬也選手が出場。二勝するもベスト8に届かず。
 第54回全国女流選手権大会の本文見出しは「太田、悲願の初タイトル獲得」。太田女流選手権者は、約二週間後に我々の練習会に参加。 トップ選手の強さを実感として感じさせていただいた。慶應かるた会からは松浦由選手が出場。二勝するも山添クイーンに敗れ、ベスト8に届かず。
 物故者追悼は三浦博九段への追悼文であった。私も、かるた展望の原稿の件などで大変お世話になった。
   シニア選手権は3年ぶりの開催。記事にしていただけるのは、私のようなシニア選手に励みになる。 とはいいつつ、私の出場は2011年の23回大会で、出張に合わせて近江神宮を訪れた1回のみ。本当に懐かしいみなさんにお会いできた想い出は貴重である。 今後も、毎回記事にしていただきたい。
 テーブルかるた試行大会報告も、興味深い。報告に関連して「三分の百首かるた〜様々な楽しみ方」との題で秋田このはな会の平野さんが競技方法を紹介。 やはり、年齢を重ねると身体的にきつくなってくるので、様々な取り組みが期待される。
 第3回ちはやふる小倉山杯は、4月11日の開催。以前の2月開催もそうだが、他のタイトル戦などの開催時期などをふまえ、 もっとよい開催時期があるのではないだろうかと考えるのは私だけだろうか?
 名人vsクイーンドリームマッチのタイトルの前には「かるたの街 文京」の文字が添えられている。 今回の表紙にも「文京区・(一社)全日本かるた協会相互協力協定締結式」の写真が使われている。 競技かるたを町おこしに使ってくださる自治体さんも増えてきているので、今後様々な自治体との取り組みがふえることを期待している。 関連記事として、大津あきのた会の浜野希望さんが、「名人vsクイーンドリームマッチに協力して」との題で準備状況などを紹介している。 また、文京区と全日協の相互協力協定の締結についての記事も掲載されている。
 新企画の「名勝負を振り返る」、楽しく読ませていただいた。ぜひ、継続してほしい企画だと思う。 渡辺・北野・荒川のクイーン経験者三人がお話されているが、北野クイーンがクイーン位についた翌日の高松宮杯での1回戦の相手が私だった。 そして、その翌年、北野クイーンが初防衛を遂げた翌日の高松宮杯の1回戦の対戦相手も私だった。なかなかすごい偶然だと思う。
山下専任読手のインタビュー記事、武蔵野美術大学かるた会の鶉橋さんの「百人一作展」の記事、たいへん興味深く読ませていただいた。 そして、シリーズ記事、定番記事の充実にも感謝している。シリーズ記事や定番記事には、続いているからこその魅力があると感じている。
 得点表にみる慶應所属選手の名前は、松浦由のみ。少し寂しい感じがする。卒業後に移籍する選手もいるので、常連選手の名前が慶應所属ではなく出ていることもあるが、 1点でもいいので、多くの慶應所属の選手の名前を見たいと思う。
 上記以外で、大会成績に名前のあった選手は以下のとおり。
 矢野杏奈(移籍前)、石川敬也(移籍前)、岡田すみれ。
 さらに上記以外で、昇段者の欄に名前があったのは、平井柳佳、藤井愛香、山口莉央、大橋優翔、王林暁、重松晃、野村和加、徳重海、安部田聡菜、星野丈宇、吉崎愛音、河野智貴、戸田陽大、長谷健優。
 現在掲載が続いているが、各会代表者会議の記録の掲載は、今後もぜひ続けてほしい。選手目線の要望は、一選手として知っておきたい。
 編集後記で、新たな訃報について書かれていた方がいるが、次号では追悼文が掲載されることだろう。私も、お付き合いのあった方だけに残念である。

(H.Takano)

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