愛国百人一首
田中河内介
大君の御旗の下に死してこそ
人と生れし甲斐はありけれ
<愛国百人一首における決まり字>
オオキミノミハ(7字決まり)
<愛国百人一首における同音の数>
オ音20枚のうちの1
<歌意・鑑賞>
大君の錦の御旗のもとに屍をさらしてこそ、日本に人と生まれて来た甲斐があるという
ものだ。
歌意はストレートに読めば自ずから通じる。こそ+已然形は係り結びである。
<コメント>
但馬の人。尊皇攘夷の志士。中山忠能の知遇をえて田中近江介の養子となり河内介に
任ぜられる。名は綏猷。通称堅二郎。
寺田屋騒動の首謀者として捕縛され、薩摩への護送中に殺害された。享年40。
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2008年5月27日 HITOSHI TAKANO