愛国百人一首
久坂玄瑞
執り佩ける太刀の光はもののふの
常に見れどもいやめづらしき
<愛国百人一首における決まり字>
トリハ(3字決まり)
<愛国百人一首における同音の数>
ト音3枚のうちの1
<歌意・鑑賞>
「執り佩ける」身に帯びている。「めづ」は「愛づ」。
身に帯びている太刀の抜き身の光は、武士である自分には常に見慣れたものではあるが、
いつみても、いよいよ愛(め)ずにはおれないものである。
<コメント>
長州藩士。吉田松陰門下の俊才と言われた。妻は松陰の妹。
京都蛤御門の変(禁門の変)で25歳で戦死。
この歌にあるように玄瑞は、太刀の光に何を見ていたのであろうか。何故に愛(め)でていたので
あろうか。
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2008年5月20日 HITOSHI TAKANO