新・先輩への手紙(3)
Hitoshi Takano Mar/2025
前略
ご無沙汰しております。
今月、妻の「三回忌」を迎えました。
はやいもので、妻が召天してからまる2年が経ちました。
昨年3月末で、定年退職(選択定年制度)し、通常の定年より1年はやく退職したのですが、職のない生活も1年となります。
亡き妻からは「前を向いて、しっかり歩を進めるのよ!」と励まされているとは思いますが、まだまだ、妻とともに歩んだ生活を思い出しては涙ぐんだりしています。
つくづく、妻の存在の大きさを感じております。
父の命日は来月なのですが、父は母が自分より先に召されると思っていたようです。若い時の病気や、高齢になってからの入院などがあったせいで健康不安は母の方があったからと思います。
しかし、父が先に召されてしまいました。私は、妻の病気がわかるまでは、ずっと妻に看取ってもらうイメージをもっていました。
妻がひとりになっても、経済的に困らないようにというようなことを考えていたりもしたのですが、まったく状況がかわってしまいました。
実際、ひとり残されてしまうと、経済的な面よりも精神的な面での支えを考えることが大切だったと思っています。
二人で過ごした時間や思い出がその支えになるかと思いますが、もっともっと時間をつくって旅行などの回数をもっと重ねておけばよかったとも思います。
でも、なにげない日々の生活も大事な思い出であり、これも大きな支えであります。
さて、7月に所属するキリスト教会の責任役員に選出、さらには、代表役員に選出され、日曜日はもとより平日にも業務があったりで、気持ちはあわただしい感じなのですが、
教会の活動は、妻とともに携わっていたことでもあるので、様々なことを思い出すシーンが多く、妻が傍らにいてくれないことの辛さを感じることのほうが多い状況です。
6月下旬には、慶應義塾の関連の一般財団法人の理事に選出され、非常勤の立場で元の職場とのつながりをもっています。
こちらの仕事でも、職業人としての私を支えてくれた妻のことを思い出さずにはいられないのです。
もちろん、私のもう一つの活動である競技かるたについても、妻は応援してくれていました。
現在は、慶應義塾教職員チームの活動(名誉会員という立場です)とともに、地元の大田区での活動(会の代表という立場です)とお隣の品川区での活動(しいていえばボランティアという立場です)の3つの活動を中心に時間を費やしています。
大田区の活動は、前回お知らせしたとおりですが、毎週、金曜日の夜に活動していますので、先輩も都合がつけばいらしてください。
品川区の活動は、八潮団地の「品川八潮かるた会」にお邪魔しています。昨年9月から(一社)全日本かるた協会の登録団体になり、小・中学生を中心に、練習相手となっています。
親御さんや社会人のメンバーからも昇級者が出ていて、今後の発展が楽しみな会です。平日は火曜日の夜がメインで、あまり伺えませんが、土日にも練習会があります。
また、一昨年にたいへんお世話になった「鈴ヶ森かるた会」も初心者練習は続けていますので、都合がつくときは、月に一度程度ですが、顔を出すようにしています。
本来、メインであるはずの三田婦人室の慶應義塾教職員チームの練習会のほうは、土曜日に教会の役員の仕事がはいったり、水曜練習の実施が難しくなってしまい、少々停滞気味です。
月に1〜2回の土曜練習会も、参加者が集まらずお休みになることも多くなってしまいました。
メンバーのドクターストップやら家庭や業務の都合でいかんともしがたいのですが、慶應かるた会のOB/OGが来やすい場所としての意味合いもあるので、ぜひ、先輩にもお越しいただきたいと思っています。
最後に遺影の前に飾った花の写真をアップいたします。私が用意した単独のものと、命日、当日に妻の友人からお送りいただいたものをすべて飾ったものとをアップしました。


先輩からは、老眼はもとより、私と同様の腰痛や膝痛・肘痛、聴力の低下などの愚痴をお聞きすることが増えましたが、年齢や不調をものともせずに練習にお越しくださいますようお願い申し上げます。
草々
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