LETTER-Senpai-New2

新・先輩への手紙(2)

Hitoshi Takano May/2024

前略  
 ご無沙汰しております。
 お聞き及びのこととは思いますが、3月末をもって鈴ヶ森かるた会が開催しておりました南大井シルバーセンターでの金曜日の夜練習が終了してしまいました。 私自身は、1年にわたりお世話になって、このセンターで65試合も練習をさせていただきました。 鈴ヶ森かるた会のLINEグループも4月の上旬で閉じられてしまいましたが、たいへんお世話になり感謝しております。 初心者練習会は月1〜2回で継続するとのことですので、可能な日はお手伝いにうかがおうと思っています。
 そんな中で、金曜日の夜の練習会の灯を消してはいけないということで、品川区南大井の「シルバーセンター」から大田区中央の「新井宿会館」に場所を移し、練習会を継続することになりました。 区は違いますが、最寄り駅は同じJR京浜東北線の「大森駅」です。ただ、以前の会場よりも駅から徒歩17分と遠いため、バスの利用が必要になってしまいます。
 有志による大田区の社会教育関係団体として登録し、施設をお借りすることとなり、「大田かるた会」を名乗っております。
 あくまで、大田区内で練習することで集まった団体で、一般社団法人「全日本かるた協会」の登録団体ではありません。
 とはいうものの大田区に登録する際には、代表ほか役員を決めなければなりません。 大田区在住かつ最年長、さらにA級選手ということで私が代表をつとめる運びとなりました。
 3月末で定年退職をしたこともあり、区役所への手続きについては、フットワークよく対応することができました。
 鈴ヶ森かるた会の代表は、金曜日の夜練習にご自身が顔を出せない状況に忸怩たる思いも持たれていたようなので、私も可能な限り主催練習には顔を出そうと思っています。
 その思いはあったのですが、以前から予定されていた手術があり、初回の練習は休まざるをえないことになり、役員の方や参加の皆様にはご迷惑をおかけしてしまいました。 5cmの傷が残り、縫合したこともあり、その後も医師の指示で、ドクターストップとなっております。施術から1か月が復帰の目途となっています。 ただ、かるたは取れないまでも、読みや運営のために練習会には顔を出すことにしております。
 今は、記録ノートを作成したり、Websiteを立ち上げたり、名札をつくったり、いろいろと運営に役立ちそうなことをしております。
 また、自宅から練習用に取り札を6組、読み札を1組準備しました。さらに次の写真のように練習会場の保全のため、札の防御用の段ボール板を用意しました。
    
 三田の婦人室で使っているのと同じようなものです。
 4月29日の祝日も、特別練習会を企画し、三田かるた会の関係者も数名参加してくれました。
 なんとか「大田かるた会」も無事に船出したという感じです。
 参加いただく場合には、施設利用料がかかっているので、参加者の方からは300円を会費として負担していただいておりますが、1試合だけでも3試合でも同じ金額です。 暦月で4回以上お越しいただき一括払いの場合は、割引もございます。
 先輩にもぜひ「大田かるた会」の練習にいらしていただき、手合わせできますことを楽しみにしています。
草々

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