366分の18
Hitoshi Takano Jun/2001
2001年5月2日のできごと
以前、このTOPICのコーナーに突き指のことを書いた。かるたを取っていても、突き指することの少ない
私であるが、また、突き指してしまった。1ヶ月以上たつがまだ痛い。
5月2日にかるたで突き指をして、2週間たっても痛みが引かないので、生まれて初めて「突き指」で
医者に行った。本人は突き指だと思っていても、ただの指の捻挫ではなく、脱臼や剥離骨折などのおそれ
があると思ったからだ。本当にこんな突き指の痛みは初めてだった。
レントゲンを撮った結果、骨に異常はなく単なる「突き指」であることがわかった。一安心といきたい
ところだが、「指の関節は複雑にできていますし、よく動かして使うので、痛みがとれるまでに2〜3ヶ月
かかることがありますし、半年近くかかることだってあります。」と言われたのはショックだった。
最近のひどい突き指体験で、「うまいやつは突き指しない」の持論も説得力がなくなってきたかもしれ
ない。
366分の18
突き指で、かるたが取れないとついつい昔の記録をいじり出す。丸22年の記録を調べて、かるたを
取ったことがない日というのを調べてみた。
- 1月1日・27日
- 2月1日・24日・29日
- 3月5日・8日・9日・10日
- 4月2日・4日
- 8月13日
- 9月1日・2日・6日・18日
- 12月30日・31日
全部で18日、閏年の2月29日もあるので、「366分の18」というわけだ。
12月30日・12月31日は、非常に理由がよくわかる。年の瀬の大晦日とその前日は大掃除や
片づけなどで、家庭にいるものだ。この日に練習している場所も少ないだろう。名人戦・クイン戦の
出場者の周囲では練習しているかもしれないが…。
1月1日は元旦。かるた取りに興じてもよさそうなものだが、この日はだいたい家にいる。家にいる
と我が家で競技かるたを取るのは私だけだから、相手がおらずにブランクということになってしまう。
誰か競技する人が詠み手をつれて年始にでも来てくれれば、穴が埋まるだろう。
2月1日は、学生の期末試験の終盤ということで、学生会の練習を基盤にしているものとしては、埋め
づらい日である。当然、職場環境からも練習しにくいということになる。24日はうちでは大学入試が
終わった頃である。1日にしても24日にしても、その周囲の日は練習体験があるのだから、ここが
空いてしまったのはたまたまでもあるわけだ。
3月の上旬のこのころは、学生は春休みで職域練習までのちょうど一休みの頃である。最近は、この
ころに春合宿をやっているようだが、私も仕事があるので、この時期の合宿に出るのはつらく、穴が埋め
にくい日々となっている。
4月の2日や4日は練習していてもおかしくない日々なのだが、うちは入学式が3日なので新人勧誘の
準備とかきいれ時というわけで練習の機会がなかったといったところだろう。もちろん、仕事上では年度
はじめの忙しい日々である。
跳んで8月13日。夏休み期間のこの一日だけがあいているというのは偶然の産物。この辺は穴を埋め
るには絶好のターゲットである。
9月1日・2日・6日は学生はまだまだ夏休みで、職域が終わって一休みのシーズンである。した
がって学生会の練習が設定されにくい日々である。9月は月別にみても一番回数が少ない月である。
18日は新学期直前。学生は夏休みの課題レポートに追われるころで、職員は新学期の準備に追われる
ころといったところである。他の一般会の夜の練習に出るのであれば、9月の日程は穴埋めできるだ
ろう。
他の方にはつまらない記事かもしれないが、かるたが取れない暇つぶしに調べてみたことからでも
自分の身の回りの生活のリズムが垣間見られるものだ。
今回はこれにて。
次のTopicへ 前のTopicへ
☆ トピックへ
★ ページターミナルへ
☆ 慶應かるた会のトップページへ
★ HITOSHI TAKANOのTOP
PAGEへ