愛国百人一首

葛井諸會

新しき年のはじめに豊の年
   しるすとならし雪のふれるは


<愛国百人一首における決まり字>
アタ(2字決まり)
<愛国百人一首における同音の数>
ア音12枚中の1
<歌意・鑑賞>
 新年のはじめに雪が降ったのは豊年の前兆であることです。
 諸兄清人の歌と同じ年 (天平18年)の新年の雪で詠まれた歌である。非常に平易な歌であるといえよう。
<コメント>
 この歌を詠んだとき外従五位下で官職は定かではない。翌天平19年には相模守となる。
 葛井一族は、百済からの渡来人の一族と言われる。姓は連である。

 これで、91リンク。残すところ、あと9である。

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2008年6月10日  HITOSHI TAKANO