かるたの本質論


はじめに

 競技かるたによらず、その競技をプレーする上で、プレーヤーとして一度は突き詰めて 考えてみるべきテーマが、その競技の「本質」であると思う。この作業をして 競技にのぞむのとのぞまないのでは、ぎりぎりのところで違いがでるような気がすると いったら言い過ぎだろうか。
 本質を考えておくことは、戦略の迷いの時などに、選択の根拠とすることに役立つだろう。 迷いは時として致命傷になる。本質を考えるということは、そのリスクを軽減させておくこと にほかならない。
 とはいうものの、おそらく人により本質の突き詰め方は相当に違うと予測される。文章化 すると、いいたいことのすべては書ききれない。微妙なニュアンスなど、読者に行間を読んで もらうことも必要であろう。
 その辺の甘さはご寛恕いただきたい。

かるたの本質論(1)

     I,序    II-1,かるたの本質(1)-遊戯として-

かるたの本質論(2)

     II-2,かるたの本質(2)-教育として-    II-3,かるたの本質(3)-道として-

かるたの本質論(3)

     II-4,かるたの本質(4)-競技として-    III,まとめ

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本文中の競技かるたに関する用語・用字において、社団法人全日本かるた協 会で通常使用する表記と異なる表記がありますが、ご了承ください。


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高野 仁


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