先輩への手紙(番外編3)
Hitoshi Takano Mar/2022
前略 いつものことながらですが、ご無沙汰しております。
先月は母のことでの残念な報告でしたが、今月は私自身の報告になります。昨年の定期的な健康診断関係で、10月下旬から3つの項目で要再検査となりました。
一件目は、肺のレントゲンでした。保健管理センターに呼ばれて、正面からしかとっていないが、昨年と違っているように見えるので、CT検査を受けるよう勧められました。
すぐに予約をとって、その日の業務終了後、9年前に検査を受けたクリニックで検査を受けました。結果の報告は11月の初旬でしたが、異常なしということでホッとしました。
二件目は、大腸がん検診での潜血あり、要再検査ということでした。11年前にポリープをとってもらったクリニックに行き、内視鏡検査の予約を取りました。
検査結果は、ポリープがあるということで、慌てて取らなければならないものではなので、年明けに切除しましょうということになり、1月上旬に内視鏡で切除手術を行いました。
生検の結果も良性のものでしたが、1年から1年半に1回は内視鏡検査を受けた方がいいですということでしたので、これからは、その期間で受けようと思います。
幸い、加入していた医療保険と共済保険から保険金がでたので助かりました。
三件目は、前立腺のマーカーであるPSAの値が上がっているので、慶應病院の泌尿器科を受診してくださいと保健管理センターから伝えられ、受診しました。
血液の再検査ではPSAの値は昨年並みの標準値に下がってはいましたが、念のためMRI検査をしましょうということで、12月になってMRI検査を受けました。
そして、検査の2週間後に結果の説明ということで医師から画像を見せられました。
小さな白い丸いものが映っており、ちゃんと調べたほうがよいということで、1月下旬に1泊2日の検査入院で「針生検」というのを行いました。
この検査、大腸の内視鏡検査よりもヘビーでした。体験的に、一泊入院するのもよくわかりました。
大腸の内視鏡は、前日からの食事の制限や下剤の服用や腸をきれいにするための薬と水分摂取がきびしく、
特に当日の午前中の2リットルの服用(その半分の水分もとらないといけません)のつらさがありますが、
こちらのほうは、明らかに針をさすので、検査前は特に問題ないのですが、術中の様々な違和感と検査後の出血をともなうところがつらいです。
14本の針生検で、血尿がおさまるまでに2週間ちょっとかかりました。
まあ、そんな検査の苦労は置いておいて、検査結果は3週間後の申し渡しとなりました。
やはり、検査結果が出るまでは気持ちが落ち着きませんでしたが、問題なしということでホッとしました。
とはいえ、半年ごとに採尿と採血をして定期的に経過をみていきましょうということで、8月の外来予約をとりました。
針生検も入院検査なので、入院保障のついている保険で2社に給付申請をしました。
保険の申請について教えてくれた保険会社勤務の後輩と、慶應病院で当日清算なしで済ませることのできるクレジットカードの申し込み書類を送ってくれた病院勤務の後輩には
今回お世話になりました。ありがたいことです。
特に年明けの1月は、大腸ポリープの切除手術があって、食事制限中に母が亡くなり、いろいろその後の手続きをしている中で入院検査と、私の人生の中でも怒涛の1か月でした。
2月にはいり、母の銀行口座から引き落とせなかった分の請求や払い込めなかった分の入金などがぼちぼちあり、仕事の上でも重要な時期で、そんな中での最後の検査結果の申し渡しがあり、
やっと3月を迎えることができました。
3月は、母の入居していたホームの最終清算があり、それでやっと片付くかなと思っております。そして、家のローンも3月25日で完済となります。
4月からは新年度となります。今月中にいろいろなことにけりがつくので、気分を改めて新年度に向けて新たなスタートを切りたいと思います。
コロナ禍など、今後の見通しはまだまだわかりませんが、与えられた条件の中で、かるたの練習も継続していくつもりです。応援・ご支援等、よろしくお願いいたします。
草々
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