LETTER-Senpai-bangai

先輩への手紙(番外編7)

Hitoshi Takano Mar/2023


前略  ご無沙汰しております。
 いつも我が家のことでお騒がせし、ご心配をかけております。。

 昨年末の、家内の緊急入院についてはお知らせしたとおりですが、1月末に再び入院することになってしまいました。 前回の症状とはまた別で、日曜日で病院は休診日ですから、すこし具合がわるかったのをタクシーで救急外来に連れていこうか、 でもタクシーに乗っている間に気分がわるくなりそうな感じだし、だからといって救急車はコロナ関連で混んでいるだろうから安易に呼べないしと悩みつつ、 病院に電話をかけて相談して様子をみていました。
 日中はそれなりに落ち着いていたのですが、夜の20時過ぎにちょっと具合が悪くなり、これは救急車を呼ぶしかないと判断し、119番にお願いしました。
 いろいろ事情を話したところ、救急車をお願いした経緯も理解いただけたものと思いました。 どこの病院に搬送するかという中で、通院している病院に連絡をとっていただき、救急車で救急外来にいくことになりました。 病院到着は22時ころでした。
 診察を受け、輸血をし、日付がかわって1時すぎに入院する病室に移ることができました。
 帰りの電車もないので、私はタクシーで帰宅し、入院に必要な荷物は、前回と同じくコロナ対策で荷物を預ける時間が15時から17時の間に限定されているので(面会も禁止です)、 午後半休をとって、荷物を詰めたキャリーケースを届けました。
 その後、不足のもののリクエストや依頼されたものと違うものがあったとのことで、土曜日にあらためて届けに行きました。
 父親が入院している時に母親が父のリクエストの品物と違うものを届けていたときのやり取りを思い出し、箪笥のどこの引き出しのこんな感じの○○といわれても、 けっこう困るものなんだとあらためて思った次第です。
 荷物の話はそんなところですが、内視鏡でしっかりとみてもらって、重篤な事態ではないということをきいてホッとしました。 しかし、ヘモグロビンの数値が低く、貧血状態ということで、それらも含めて、結局入院は約2週間に及びました。
 年末の入院に対しての保険請求で、振込が終わったと思ったら、また、次の請求ということになりましたが、前回も保険の給付金で、負担が減って助かりましたので、 また、請求手続をすることになります。
 先輩には、予定していた練習会を休会にせざるをえずご迷惑をおかけしましたが、こういう事情でしたのでご容赦ください。
 退院後も、家内の体調が整えられて、健康に生活できるようお祈りください。
 医師や看護師の話では、入院で落ちてしまった筋力・体力の回復には時間がかかるとのことです。 新しい薬に慣れるのにも時間がかかりそうです。
 通院の付き添いや自宅療養の介助をしており、また、行政への必要な手続や訪問医療や訪問看護、介護用ベッドのレンタルなどの手続も順次すすめています。
 入試シーズンもひと山越えましたので、また、家内の体調がよくなりましたらお手合わせを願います。
 全日本かるた協会からは、各種大会の地域による参加者制限の撤廃の連絡がまわってはいますが、新型コロナに季節性のインフルエンザに、まだまだ油断はできません。 我々の練習会においては、手指消毒にマスク着用、自動読上機の利用と換気や適正組数の励行等々、引き続きしっかりやっています。 先輩もコロナやその他の感染予防に留意して、健やかにお過ごしください。
草々

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