TOPIC "番外編"
三田婦人室練習十周年
〜継続は力なり〜
Hitoshi Takano AUG/2019
2009年8月19日(水)、三田婦人室には二人の職員の姿があった。
二人で1試合、カセットテープを使っての練習で、記録帳には「主将決定戦」とある。
職域学生大会(団体戦)の主将を決めるための試合でもあった。結果は、1枚差(運命戦)で私の主将が決まった。
実は大先輩であるAIさんが1970年代後半に三田婦人室で練習を行なったということではあるが、
現在の練習会につながる「三田婦人室練習」としては、この2009年の8月19日がスタートの日となる。
というわけで、2019年8月19日は、三田婦人室練習の十周年記念日である。
丸10年を振り返ってみよう。
年度 |
試合数 |
2009年度 |
4試合 |
2010年度 |
9試合 |
2011年度 |
11試合 |
2012年度 |
18試合 |
2013年度 |
14試合 |
2014年度 |
16試合 |
2015年度 |
17試合 |
2016年度 |
91試合 |
2017年度 |
188試合 |
2018年度 |
191試合 |
2019年度 |
63試合 |
(2019年8月18日現在)
丸10年の合計は622試合。練習に参加した人は、見学だけも含めて74名になる。
2009年の6月の人事異動で、E三段がSFCから三田勤務になって、三田キャンパス勤務の私と定期的に水曜日に練習をしようと話になった。
それがきっかけで、十周年の起点となった8月19日に練習を行うことになった。しかし、11月の人事異動で今度は私がSFC勤務となり、
2009年度は、わずかに4試合しか開催されていない。
職域学生大会に向けての練習や職員名人戦に備えての練習会などで、練習していたのが2010年度で、二桁にのらない9試合である。
2011年度からは、職員名人戦の会場として三田婦人室を使うようになる。そして試合数がやっと二桁にのって11試合となった。
その後もしばらくは二桁ではあるものの年間20試合に満たない年度が続く。
転換点を迎えたのは、2016年度である。私がSFCから三田勤務に戻ってきたのである。E三段との水曜日の定期練習が再開したのである。
そして土曜日にも月1回程度の練習を行うようになった。この年度は91試合となる。
2017年度には初の三桁(188試合)を記録する。
2018年度には、経験者の新たな新入職員を迎えた。新加入の職員を中心とする練習会も開催され、191試合と前年度を上回る試合数となった。
2019年度は、土曜練習を第一と第三の月2回を目途に行うようにした。8月18日現在で、63試合となっている。ちなみに、第一と第三の土曜にしたのは、
信濃町の慶應義塾大学病院の土曜休診が第一・第三土曜だからである。このように水曜日の三田練習には参加しづらい信濃町勤務の職員にも配慮している。
私個人としては、三田婦人室練習はこの十年で211試合である。読手も100試合以上こなしている。
婦人室の練習環境も変わった。十年前は、二人で取るときは、カセットテープに吹き込んだ読みをテープレコーダーで再生しながらの練習であった。
今では、自動読み上げ機の「ありあけ」を常備している。
畳替えも行われたし、和式トイレから洋式トイレへの改装も行われた。火災警報装置をふさいでいた古い大きな黒板も、コンパクトなホワイトボードに替わった。
エキストラの畳も3畳分購入し、最大4組のキャパシティを最大5組までに増やした。
このように十年で、三田婦人室の練習環境は大きく改善された。
メインの部屋で3組とると狭さを感じるのは致し方ないが、参加者の協力と工夫でなんとか練習環境を整えている。
十周年を迎え、次なる十年に向けて、この練習会をますます発展させていきたいと願っている。
皆さんのご参加を心待ちにしている。
-----------------------------------------------------------------------------
この記事の十周年の少し前におめでたい話題が舞い込んできた。
近江神宮で開催されている「大学選手権」の団体戦(2019年8月9日開催)で、慶應義塾大学チームが初優勝を遂げたのだ。過去に準優勝はあったが、優勝は初めてである。
3人で1チームの団体戦なので、5人で1チームの職域学生大会とは団体戦の戦い方も若干異なるところはあるが、難しい団体戦をよく制したと思う。
決勝戦は、1勝1敗からの運命戦での勝利だったとのことである。見事に激戦を勝ち切り、令和最初の優勝の栄冠を得たのだ。
団体戦とともに、個人の部(2019年8月10日開催)では、大学代表の部で環境情報学部生が優勝。3回生の部でも法学部生と経済学部生がW優勝。2回生の部でも文学部生が優勝と素晴らしい結果を残した。
その他、個人戦での入賞者も多数ということで、今後への期待は大である。
まさに、旬の「トピック」ということで、追記した。
次のTopicへ
前のTopicへ
☆ トピックへ
★ トピック-“番外編”-へ
☆ ページターミナルへ
★ 慶應かるた会のトップページへ
☆ HITOSHI TAKANOのTOP
PAGEへ