まだ・後輩への手紙（VI）
Hitoshi Takano FEB/2018
"Web site"
前 略 現役制作の慶應かるた会ウェブサイトの管理に携わっている係のみなさん、いつもご苦労様です。
私はOBとして「慶應かるた会」のウェブサイトの管理人をしているので、相互に関わることも多くあると思い筆をとりました。
ご存じないかもしれませんが、一般社団法人「全日本かるた協会」のウェブサイトの各かるた会紹介のページのリンクは、みなさんのページではなく私のページになっています。
現役ページのほうでも私のページを「公式ホームページ」としていただいているので光栄なことと感じています。
さて、みなさんは「HomePage & Twitter」係ということで任命されているようですが、この現役ページが立ち上がった時は、まだTwitterは利用されていませんでしたので、まさに「HomePage」係(以下、HP係と記す)でした。
とはいうものの、このページを立ち上げた環境情報学部のF君のボランティアでの運営だったので、係になったのはF君の手を離れてからのことになります。法学部政治学科のH君がHP係のころに積極的にグーグルカレンダーを利用し始めたように覚えています。グーグルカレンダーは便利ですが、繰り返し機能を使って終了日を「なし」にして放置しておくと、ずーっと先の未来まで予定が固定化されてしまいますのでこまめな予定の管理が大事です。最近では、繰り返し機能による放置が見受けられ、実態との乖離がみられることもあるので注意してほしいと思っています。私はいまだにHTMLの"Table"を使ってカレンダーを作成していますので、手間はかかりますが、未来に不便を感じさせるような予定表にはなりません。不要な情報は載せないほうがかえってよいということも多いのです。
話は変わりますが、ひところは掲示板もHP係の業務範疇で、現在tweetしているような大会の入賞報告も掲示板で知らせてくれました。掲示板は一応パスワードがかかっているので、かるた会関係者しかみないだろうということでイニシアル記載ではなく実名記載でもいいように思っていますが、どうでしょうか？
文学部のKさんがHP係だったときには、Kさんがこの掲示板に投稿する際に「管理人」という名前で投稿を始めたことで、それまで「ホームページ管理人」を名乗っていた私は混乱をさけるために「ながらうし」に名乗りを変更いたしました。
ここ数年掲示板を現役HP係は使わなくなりましたが、せっかくですから、もっと利用していただきたいと思っています。ちなみにOBメーリスあての練習案内メールや合宿案内メールなどを適宜掲示板に転載しているのは私です。「木曜日や日曜日に三田キャンパス付近でも練習を行うことがあります。詳細はツイッターアカウントや掲示板にてお知らせします。」と現役ページで記載しているのですから、掲示板を使ってください。合宿係や練習場係がメールの内容をコピペして掲示板にあげてくれてもいいのになぁと内心思っております。
従来ひとりであったHP係が、今回は二人になったということで、まずはふたりでこのウェブサイトの目的は何かを話し合って確認してください。
そして、その目的の場合、利用者は誰で、その利用者はどういう情報を望んでいるかを共通認識としてもってください。そうすれば、サイトに掲載するコンテンツとしては何が必要で、そのためにはどういう管理をすればいいかがみえてくるはずです。
しっかり考えてみてください。
私自身の考えをこまごま書いてしまうとみなさん自身の気づきという大事な過程がSKIPされてしまうので、最低限のことだけ書いておきます。
入試の合格発表が終わったら、入会希望の合格者は皆さんのウェブサイトを見にくる可能性が高いということを忘れないでください。4月になれば新入生はオリエン期間の説明会などの日時・場所の情報を求めることでしょう。
こうした観点は是非意識してウェブサイトの管理に活かしていただきたいと思います。
そして、新入生が得た情報はいつ時点のものかというのもわかるように「更新日」も記載したほうがいいと思います。更新日を記載しないようにするなら、それなりの工夫が必要です。私が管理人をやっているもうひとつのウェブサイト「SFCかるた会」の更新日なしバージョンを見てください。そして、更新日ありバージョンを見て比較してください。違いがわかるのではないかと思います。
ユーザーフレンドリーなウェブサイトでの様々な情報の発信が実施されますよう期待しております。
もちろん、みなさんの競技かるたでの活躍もお祈りしております。
私とのお手合わせもよろしくお願いいたします。
草 々
追伸
上記の手紙の掲載は2月1日でしたが、2日に確認したところ2月分の修正と管理者名の変更がされていましたね。さっそくご苦労様です。春合宿日程もカレンダーに入れておけばいいように思いますが、利用者の声も聞きつつ自分たちの判断で良い形の情報siteに進化していくことを楽しみにしています。
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