まだまだ・後輩への手紙(VI)
Hitoshi Takano Jan/2021
お疲れ様
前 略 2020年の慶應かるた会の会長と副会長を務めたT君、Oさん、お疲れさまでした。
コロナ禍の影響で活動自体に困難があり、様々な工夫をしなければならない中、本当にお疲れさまでした。
会長・副会長としての抱負も多々あり、3月の職域・学生大会に向けての準備と、4月以降の新入生勧誘や指導の在り方とかをいろいろ考えている矢先に、
大会の中止やら、キャンパスの入構規制、課外活動の制限など、様々な感染防止対策が発出されてしまいました。
例年であれば、会長と副会長を招待して食事をする会を開催していたのですが、それもできない年となってしまいました。
コロナ禍で先行きが見えない不安定な中、オンラインでの新歓、オンラインでの交流活動、オンラインでの三田祭参加など、様々な工夫で活動を継続され、本当にご苦労様でした。
OB・OGにも活動報告を毎月送っていただいたおかげで、この厳しい社会情勢の中、どのように活動しているのか、みなさんの苦労をお聞きすることで、
現役の諸君は、こんなに頑張っているのだという様子を垣間見させていただき、こちらが励ましを受ける感じでおりました。
このような年に、会長と副会長の重責をはたされたことに心より敬意を表します。
ご本人たちにとっては、不本意であったとは思いますが、コロナ禍が収束し、社会活動が正常に戻った時に、この経験がきっと次のステップに役立つことと思います。
2021年からの新会長・副会長も、いましばらくはコロナ禍で大変な運営となるかと思いますが、1年先輩を見習って頑張ってほしいと思います。
新入生の数も多く、練習会場も手狭になっていたので、現役の練習に顔をだすのをここ数年遠慮していたため、あまり接点がなくなっていたので、
せめて、慶應オープントーナメントには出場したいと思っていたのですが、それも会場の手配がつかなったり、コロナ禍で実施できなかったりと残念な年が続いてしまいました。
慶應オープンの賞品としてわずかばかりの小物を用意しており、ぜひそれを使ってもらおうと思っているのですが、先送りになっています。
実施できるようになったら声をかけていただければ、賞品を供出いたします。ぜひ、声をかけてください。
今年もまだまだ厳しい状況が続きそうですが、新型コロナウイルス感染症に対して「感染しない」「感染させない」「クラスターを発生させない」等々、
予防対策を十分にしたうえで、みなさんができる範囲で充実した活動をされますようお祈りしております。
何か相談などがあれば、遠慮なくお声がけください。また、キャンパスなどでお目にかかることができれば幸いです。
草 々
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