後輩への手紙(X)
Hitoshi Takano Jun/2005
乙君への手紙(6)
前略 乙君、お元気ですか?
2001年2月以来の手紙になりますね?
風の便りに聞きました。ご就職おめでとうございます。
大学院の修士課程に進学されたので、学究への道を歩まれるかと思っていたのですが、自分の進む道を他に見つけられたのですね。
すでに2ヶ月が経過していますので、それなりに苦労も感じられていることでしょうし、仕事の面白さや職場の楽しさも発見されていることでしょう。
ところで、すでにご存知のこととは思いますが、乙君が勤められた会社は、職域大会の区分では、私のところと同一チームを組める会社です。
最近は、競技かるたから遠ざかっているようですが、また、一緒にやってみませんか?
現在、うちで職域大会で稼働できそうなのは、3名。乙君が加わってくれれば、4名になります。1チーム5名には一人欠けますが、初めの一歩としては、妥当な人数といえるのではないでしょうか。
職域・学生大会と言っても、学生のチームに押されて、職域のチームは一時期、まったく精細がありませんでしたが、最近では、某自治体チームや某電気会社チームが上位のクラスで活躍するようになっています。
そうしたチームも、5人に満たずに出場したこともあり、それもチームの経験として蓄積して、今の姿になっているのです。
私も、就職して23年めとなりました。学生時代に味わった職域・学生大会の団体戦での緊張感を再度職域チームとして味わってみたいと思っています。
いかがでしょうか?
乙君の力を貸してはもらえないでしょうか?
「まだ、仕事に慣れていないから…」
「競技から離れて、随分立つから…」
いろいろ不安材料はあるかもしれません。でも、団体戦には、チームがあります。チームの仲間がいます。さらに現役学生のサポートも受けられます。
決して、自分一人ではないのです。
どうでしょうか?
チャレンジしてみてはくれませんか?
返事は、急ぎません。その気になったら、連絡してください。今年が駄目なら、来年でも結構です。
まずは、土曜日の現役の練習にでも顔を出してみてください。
お待ちしています。
草々
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