TOPIC   "番外編"

個人データの楽しみ(10)

〜2019年度の振り返り〜

Hitoshi Takano APR/2020


 毎年恒例になっているが、4月に入り新年度となったので、一昨年度昨年度に引き続き、2019年度(2019年4月〜2020年3月)のデータを百単位のキリの数字で分野別に見てみたい。 以下は2019年度内に達成したものだ。

 色々な切り取り方で上記のようになるが、今年度で印象深いのは三田婦人室の練習回数である。 200試合の区切りを突破し,その勢いでSFC体育館での対戦数を超え,日吉和室(合同練習室)に続き第2位となった。
 1000単位の大区切りでは,東京都内と東京23区内,神奈川県内の勝利数が1000を超えた。 そして,結婚後の勝利数も1000を超えた。
 2019年度の敗戦数で百の区切りとなったのは、現職位期間の敗戦記録200だけであった。 敗戦数の記録はあまり伸ばしたくないが,これもまた,私の競技の足跡である。

 さて、一昨年度・昨年度にならって2019年度の三田婦人室での参加人数等をチェックしておこう。 参加人数は見学のみも含め29名で前年度比マイナス13名、練習総数は137試合で前年度比マイナス54試合だった。
 この昨年からの大きなマイナスの原因は、ひとつには婦人室管理人と自称する私の家庭の事情により、 6月下旬から8月にかけて練習予定を参加者の都合にも配慮した形で充分に組むことができなかったことであり、 もう一つは、2月下旬からの新型コロナウイルス感染症拡大防止のための練習縮小、自粛などの影響である。

 対戦数の多い参加メンバーの対戦表(5試合以上)を以下に掲載する。

 
HT
KH
TT
YA
NE
AS
NH
CO
YS
KY
SN
KO
その他
合計
備考
HT
29-1
8-0
3-1
5-2
4-0
0-1
-
1-1
1-0
1-0
0-1
4-3
56-8 .875
詠12回,練習3
KH
1-29
2-0
2-2
2-2
0-1
-
-
-
0-1
-
0-2
2-0
9-37 .196
詠4回,練習1
TT
0-8
0-2
0-2
2-2
1-2
-
-
-
0-1
0-2
-
1-2
4-21 .160
詠3回
YA
1-3
2-2
2-0
4-0
2-1
-
-
0-1
0-1
-
-
1-3
12-11 .522
詠4回
NE
2-5
2-2
2-2
0-4
-
-
-
0-2
-
-
-
-
6-15 .286
詠5回
AS
0-4
1-0
2-1
1-2
-
0-1
-
-
2-0
-
-
0-1
6-8 .429
 
NH
1-0
-
-
-
-
1-0
6-2
-
-
-
-
-
8-2 .800
 
CO
-
-
-
-
-
-
2-6
-
-
-
-
1-0
3-6 .333
 
YS
1-1
-
-
1-0
2-0
-
-
-
1-0
-
1-0
2-0
8-1 .889
 
KY
0-1
1-0
1-0
-
-
0-2
-
-
0-1
-
-
0-2
2-6 .250
 
SN
0-1
-
2-0
1-0
-
-
-
-
-
-
1-0
1-0
5-1 .833
 
KO
1-0
2-0
-
-
-
-
-
-
0-1
-
0-1
-
3-2 .600
詠1回

 昨年度は、10試合以上で13人の表だったが、今年度は規準を5試合以上に落として、なお、1名減の12人の表となった。 ちなみに10試合以上とした場合は7人の掲載にとどまる。 「詠み」として自動読み上げ機「ありあけ」を使用したのが前年比マイナス1回の60回で、 読手による「詠み」が前年比マイナス10回の31回、 うち私の「詠み」の回数は前年比マイナス8回で、12回(読手による「詠み」の38.7%で約10%の減)であった。 初心者向け練習は3回で前年度と変わらなかった。

 全体的には、対戦者数は777名で昨年度から5名の伸びをみせた。 5回以上の対戦者数は一人伸びて191人となったものの、まだまだ当面の目標の200に到達しない。 一方、足踏みを続けていた10回以上の対戦者数は昨年度末の99人からやっと100の壁を突破して102人となった。

 2019年度の戦績を振り返ろう。
 まずは、全体でいうと78試合と毎年目標にかがげる100試合は達成できなかった。昨年比プラス1試合となった。 上記のとおり、家庭の事情とコロナウイルス禍により、練習を予定通りに組めなかったことが響いている。
 こんな状況ではあったが、NH君との2019年度の対戦数は30試合となった。同一対戦相手の年度最多はHY君との31試合であるので、これに続く記録となった。 もし、コロナ禍がなければ、この記録を更新する32試合まで伸びる予定だっただけに残念だ。 とはいえ、今年の総練習試合の38.4%をNH君との対戦だったことは、NH君に感謝である。彼が準レギュラーとして来てくれなければ、流会が増えて練習量が激減しただろう。
 なお、練習日数の45日は、昨年度から2日の減である。
 昨年度との比較でいえば、対内部は3試合の増で、外部練習数は変化なしで、試合対戦数はマイナス2となりゼロとなってしまった。
 SFC体育館の柔道場での練習は、今年度は昨年から1日減って1日だけだった。

 対A級の戦績は、2018年度の18試合5勝13敗と比較し、数は減少したものの、勝率は上向きといったところである。
 なお、変わった記録の取り方では、通算の勝ち試合の平均枚差は「9.903」(前年度までは9.916)、負け試合の平均枚差は「8.226」(前年度までは8.242)、通算のA級対戦での勝ち試合の平均枚差は「4.95」(前年度までは4.90)、負け試合の平均枚差は「9.32」(前年度までは9.35)となった。

 ふりかえりはこの辺にしておき、1年後を楽しみにしよう。2020年度も年度100試合の目標達成にむけて頑張りたいのだが、年度初めから、コロナ禍の影響で練習ができないので、この影響が大きく出そうである。 一日もはやい沈静化を祈っている。


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