TOPIC   "番外編"

個人データの楽しみ(9)

〜2018年度の振り返り〜

Hitoshi Takano APR/2019


 毎年恒例になっているが、4月に入り新年度となったので、一昨年度昨年度に引き続き、 2018年度(2018年4月〜2019年3月)のデータを百単位のキリの数字で分野別に見てみたい。 以下は2018年度内に達成したものだ。
 色々な切り取り方で上記のようになるが、印象深いのはキャンパス内での練習関係でいくつか区切りの数字を迎えたことだ。 慶應義塾は複数のキャンパスを持つが、そのキャンパス内での練習における対戦数の合計が1500を超えた。 日吉・三田・湘南藤沢・芝共立の4キャンパスの合計である。主要キャンパスのうち、矢上と信濃町では、まだ対戦がない。
 対戦数ばかりでなく、勝利数も1000を超えた。主戦場は日吉の和室(合同練習室)であり、1500超のうち、 ここでの対戦数が1000を超えた。いっぽう、三田での勝利数が100を超えた。今のところ、三田キャンパスの練習場は 「三田婦人室」のみであり、当然のことながらこちらでの勝利数も100を超えた。
 職場の在籍地区が三田時代の勝利数が1000を超えた。これは単に在籍の問題で別に三田でかるたを取っている数の記録ではないので、 三田キャンパスを会場とした練習の数とは大きな乖離がある。
 キャンパスからは離れるが、1000単位の区切りでいえば、現住所に転居してからの対戦数が1000を超え、 五段に昇段してからの対戦数も1000を超えた。やはり、1000の単位での記録には感慨が伴う。
 さて、その他面白い記録では、右利きの選手との対戦における勝利数が2000を超えた。 一方、対左利きの勝利数は200を超えただけである。2018年11月には人事異動で人事部から総務部に異動になった。 人事部には、以前は8年半在籍し、今回は2年の在籍にとどまった。その合計の対戦数は500を超え、勝利数は300を超えた。 職位別の記録では、対戦数600、勝利数400を超えた。
 2018年度は、対戦数と勝利数の記録が多く、敗戦数で百の区切りとなったのは、 7月の敗戦数100と2試合目にA級選手に負けた数が200となった二つの記録だけであった。
 さて、一昨年度・昨年度にならって2018年度の三田婦人室での参加人数等をチェックしておこう。 参加人数は見学のみ1名も含め42名で前年度比プラス12名、練習総数は191試合でプラス3試合だった。 参加者が増えたのは、4月に新入職員として加盟したNH君の貢献によるところも大きい。
 対戦数の多い参加メンバーの対戦表(10試合以上)を以下に掲載する。

 
HT
NE
YA
NH
KH
AS
YS
DT
AN
MC
KI
NF
MM
その他
合計
備考
HT
11-0
0-4
0-1
8-0
6-0
1-2
0-2
3-0
1-1
-
0-1
2-0
11-6
43-17 .717
詠20回,練習1
NE
0-11
2-5
0-2
0-1
1-2
0-2
1-2
4-0
-
-
0-1
0-1
4-3
12-30 .286
詠5回
YA
4-0
5-2
0-1
3-0
1-0
0-2
0-1
-
0-1
-
-
1-0
3-9
17-16 .515
詠6回,練習1
NH
1-0
2-0
1-1
-
-
-
-
-
-
0-1
4-0
-
15-0
23-1 .958
詠1回
KH
0-8
1-0
0-3
-
0-1
0-1
0-1
-
0-2
-
-
0-1
1-1
2-18 .100
 
AS
0-6
2-1
0-1
-
1-0
-
0-1
-
0-1
0-1
-
0-1
3-0
6-12 .333
 
YS
2-1
2-0
2-0
-
1-0
-
-
-
0-1
0-1
0-1
-
1-3
8-7 .533
詠2回
DT
2-0
2-1
1-0
-
1-0
1-0
-
-
1-0
-
-
-
4-0
12-1 .923
詠1回
AN
0-3
0-4
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0-1
0-4
0-12 .000
 
MC
1-1
-
1-0
-
2-0
1-0
1-0
0-1
-
-
-
1-0
1-1
8-3 .727
練習1
KI
-
-
-
1-0
-
1-0
1-0
-
-
-
1-0
1-0
6-0
11-0 1.000
 
NF
1-0
1-0
-
0-4
-
-
1-0
-
-
-
0-1
-
1-1
4-6 .400
 
MM
0-2
1-0
0-1
-
1-0
1-0
-
-
1-0
0-1
0-1
-
0-1
4-6 .400
詠1回

 昨年度は、10試合以上で14人の表だったが、今年度は10試合以上で1名減の13人の表となった。ちなみに5人が2年連続でこの表に掲載された。 「詠み」として自動読み上げ機「ありあけ」を使用したのが前年比プラス4回の61回で、読手による「詠み」が前年比プラス6回の41回、 うち私の「詠み」の回数は前年比マイナス3回で、20回(読手による「詠み」の48.8%)であった。 初心者向け練習は3回で前年比マイナス9回だった。

 全体的には、対戦者数は772名で昨年度から14名の伸びをみせた。 5回以上の対戦者数は少し伸びて190人までとなったが、なかなか当面の目標の200に到達しない。 10回以上の対戦者数は足踏み状態で昨年度末のの99人から変わらない。100人というキリ数へのあと一人が遠い。


 2018年度の戦績を振り返ろう。
 まずは、全体でいうと77試合と毎年目標にかがげる100試合は達成できなかった。昨年比マイナス9試合となった。 1月・2月・3月の練習量が例年に比較し少なくなってしまったことが響いている。
 この理由としては、11月の人事異動で職場が変わったことも影響しているだろう。NE君の仕事の繁忙期の関係も大きく、NE君の練習回数が減少していることも私の練習量に影響する要素となった。
 なお、練習日数の47日は、昨年度から2日の減である。
 昨年度との比較でいえば、対内部は11試合の減で、外部練習数は変化なしで、試合対戦数はプラス2と微増した。
 SFC体育館の柔道場での練習も、今年も昨年と変わらず2日間だけだった。ただこの2日がSFC高等部の近江神宮への道に貢献したと思えば、感慨深い。

 対A級の戦績は、2017年度の21試合9勝12敗と比較し、18試合5勝13敗と減少、勝率は下向きといったところである。
 なお、変わった記録の取り方では、通算の勝ち試合の平均枚差は「9.916」(前年度までは9.951)、負け試合の平均枚差は「8.242」(前年度までは8.252)、通算のA級対戦での勝ち試合の平均枚差は「4.95」(前年度までは4.97)、負け試合の平均枚差は「9.35」(前年度までは9.39)となった。対A級という指標はそれなりに有意なデータであろう。

 ふりかえりはこの辺にしておき、1年後を楽しみにしよう。2019年度も年度100試合の達成にむけて頑張りたい。


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