TOPIC   "番外編"

個人データの楽しみ(8)

〜2017年度の振り返り〜

Hitoshi Takano APR/2018


 4月に入り、新年度となったので、一昨年度昨年度に引き続き、2017年度(2017年4月〜2018年3月)のデータを百単位のキリの数字で分野別に見てみたい。以下は2017年度内に達成したものだ。
 色々な切り取り方で上記のようになるが、印象深いのは三田キャンパスでの対戦数が100を超えたことだ。三田キャンパスでの対戦は125試合で、すべて婦人室での対戦となる。当面の目標は、早稲田の天祖神社の186対戦を抜いて、場所別ベスト5に入ることである。
 また、職場として三田キャンパスに所属している期間の対戦数が1500戦となったのも感慨深い。日吉が100戦でSFCが786戦だから、その差は歴然だろう。
 さらに、慶應義塾大学の現役学生との対戦も2000試合の大台に乗ったことには感慨を覚える。いっぽう、1988年8月18日以来の30年ぶりの対戦が2018年2月28日に行われたことも特筆すべきだろう。30年ぶりでも46試合目となる対戦では、対戦者のかるたの特徴を覚えており、その競技スタイルは変わらないものだということを実感した。この縁も三田練習の取り持つ縁である。
 さて、昨年度にならって2017年度の三田婦人室での参加人数等をチェックしておこう。 参加人数は30名、練習総数は188試合に及んだ。対戦数の多い参加メンバーの対戦表(10試合以上)を以下に掲載する。

 
HT
NE
YK
KO
DT
YA
SI
SN
MS
MK
TO
MM
YS
AS
その他
合計
備考
HT
12-1
3-1
1-2
1-4
2-1
2-0
0-3
1-1
2-1
0-3
1-1
2-1
3-0
10-3
40-22 .645
詠23回
NE
1-12
1-2
0-6
0-3
1-4
1-3
0-2
0-4
0-3
0-3
1-0
0-2
0-2
6-4
11-50 .180
詠7回
YK
1-3
2-1
1-3
1-2
0-1
0-1
0-1
0-1
1-0
1-0
2-0
-
1-1
1-2
11-16 .407
 
KO
2-1
6-0
3-1
-
0-1
2-0
0-2
1-0
1-0
0-1
1-0
1-0
1-0
2-1
20-7 .741
 
DT
4-1
3-0
2-1
-
-
-
3-0
-
1-0
-
-
1-0
0-1
3-1
17-3 .850
詠2回
YA
1-2
4-1
1-0
1-0
-
-
-
0-1
-
1-2
1-0
-
1-0
3-0
13-6 .684
詠1回
SI
0-2
3-1
1-0
0-2
-
-
0-1
0-2
-
0-1
-
-
-
2-2
6-11 .353
詠1回
SN
3-0
2-0
1-0
2-0
0-3
-
1-0
1-0
1-0
-
-
1-0
-
0-1
12-4 .750
 
MS
1-1
4-0
1-0
0-1
-
1-0
2-0
0-1
1-0
1-0
-
1-0
-
0-1
12-4 .750
 
MK
1-2
3-0
0-1
0-1
0-1
-
-
0-1
0-1
-
1-0
-
-
2-1
7-8 .467
 
TO
3-0
3-0
0-1
1-0
-
2-1
1-0
-
0-1
-
1-0
-
-
0-0
11-3 .785
 
MM
1-1
0-1
0-2
0-1
-
0-1
-
-
-
0-1
0-1
0-1
-
0-2
1-11 .083
 
YS
1-2
2-0
-
0-1
0-1
-
-
0-1
0-1
-
-
1-0
-
0-1
4-7 .364
詠1回
AS
0-3
2-0
1-1
0-1
-
0-1
-
-
-
-
-
-
-
0-1
3-7 .300
 

 昨年度は、5試合以上で11人の表だったが、今年度は10試合以上で14人の表となった。ちなみに9人が2年連続でこの表に掲載された。このくらいのボリュームがあると表のつくりがいがある。「詠み」として自動読み上げ機「ありあけ」を使用したのが57回で、読手による「詠み」が35回、うち私の「詠み」の回数は23回(読手による「詠み」の65.7%)であった。

 全体的には、対戦者数は758名で昨年度から19名の伸びをみせた。
5回以上の対戦者数は187人でこのあたりが意外と伸びない。新入会員が多く、以前だったら一年目の終りには3〜4試合くらい対戦している層が1〜2試合でとどまっているせいもあるだろう。当面の目標の200人はまだまだ遠い。一方、10回以上の対戦者数は3名増の99人となった。この層はOB/OGとなって三田婦人室練習での数を伸ばした選手たちである。10回対戦者数100人という当面の目標までは、あと一人とリーチをかけた。
 なお、対個人では、前年度まで3試合以上であったWEB‐SITEへの個人別登録を通算2試合以上までに拡大した結果、399名が2試合以上の対象となった。(慶應かるた会の学生責任者は1試合でも登録しているので、この分3名を足すと402名となる。)

 2017年度の戦績を振り返ろう。
 まずは、全体でいうと86試合と毎年目標にかがげる100試合は達成できなかった。 また、2017年(1月〜12月)の総対戦数が84試合だったので、1〜3月の比較で2017年と2017年度では、年度のほうがプラス2となっている。 伸びが少なかったのは、もっとも練習機会の多い相手である同僚の異動先の業務の事情で1月以降水曜日の練習で回数をこなせなかった影響である。年明けの水曜日の定期練習の初回が2月28日であったことからもうかがいしれよう。なお、練習日数の49日は、昨年度から8日増えた。
 昨年度との比較でいえば、TOTALでは2試合の増、対内部は4試合の増加で、外部練習数と試合対戦数はまったく増えなかった。
 SFC体育館の柔道場での練習も、今年は2日間だけだったが、今後も機会をつくるようにしたいと願っている。SFCの現役諸君に企画を期待したい。

 対A級の戦績は、昨年度の16試合4勝12敗と比較し、21試合9勝12敗と増加、勝率は上向きといったところである。
 なお、変わった記録の取り方では、通算の勝ち試合の平均枚差は「9.951」(前年度までは9.95)、負け試合の平均枚差は「8.252」(前年度までは8.30)、通算のA級対戦での勝ち試合の平均枚差は「4.967」(前年度までは4.98)、負け試合の平均枚差は「9.389」(前年度までは9.46)となった。対A級という指標はそれなりに有意なデータであろう。

 ふりかえりはこの辺にしておき、1年後を楽しみにしよう。2018年度は年度100試合の達成ができるだろうか。


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