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"競技かるた"に関する私的「かるた」論
番外編
「"職域学生大会"運営」考
〜 I N D E X 〜
Hitoshi Takano Sep/2018
第105回職域学生大会のD級が、2018年8月26日に江戸川区スポーツセンターに於いて開催された。
我が「慶應義塾教職員チーム」は2年ぶりの13回目の出場だったが、残念ながら勝ち点を得ることはできなかった。
なお、第105回のABC級は、会場を変えて2019年3月24日に多摩武道館で開催される。
さて、第105回大会のD級エントリーチーム数は104チームだったが、72チームしか出場できないため、
あらかじめ定められた優先順位基準にのっとり出場を断らざるをえないチームが多数発生した。
かく言う私たちのチームも第104回大会ではこの優先順位条項により出場できなかった。それ以前にも抽選で出場からはずれた回もあった。
こうした経緯を今まで"TOPIC番外編"の中で、その都度私自身の感想や考えも含めて書いてきた。
申し込んでも出場できないチームの残念な思いは当事者として身に沁みている。
第106回大会では、C級を3ブロックから4ブロックに増やし、8チームの出場枠増が見込まれているし、6回続いたプレミアムリーグを休止し、
D級枠を96チームまで増やす方針となっていると聞き及んでいる。一番下の級がE級であった時代、22チームだったとか、
D級54チームという時代があったことを考えると格段に出場チームが増えることになる。
漫画・アニメ・映画による「ちはやふる」ブームの影響がチーム増加の背景にあるが、第105回のD級開会式で(一社)全日本かるた協会の
鶴谷副会長が挨拶で述べられたことは、職域学生大会に関わるものとして心にとめておきたいことである。
一つは、第1回の出場チーム数が11チームであったことである。私は第34回から出場しているが、この最初のチーム数はその後の本大会の発展を
考える上で覚えておきたい数字である。
もう一つは、現在、高校選手権や大学選手権、会対抗戦や国文祭等の団体戦の盛況につながった嚆矢としての本大会の意義である。
全日協副会長による本大会への評価は、ありがたく受けとめたいと思う。
、今回、「"職域学生大会"運営」考というタイトルは大げさだとは思いつつ、今まで「職域学生大会」について書いてきたTOPIC等の目次を
"私的かるた論番外編"に載せることとした。一まとめにして、一覧性を高めるためである。運営を考える参考になれば幸いである。
*** 記事が追加されれば、目次も適宜アップデートする予定である ***
第97回職域・学生大会に際して
 (2012年3月)
開始前に敗退の悔しさ -第97回 職域学生大会E級出場申し込み顛末- (2012年3月)
動き出した大会改革(1) -第98回職域学生大会E級日程変更-
(2012年7月)
動き出した大会改革(2) -第99回職域学生大会から第100回への移行措置- (2013年2月)
動き出した大会改革(3) -第100回職域学生大会のD級を振り返って- (2013年8月)
第102回職域学生大会D級エントリー顛末 (2015年9月)
管理人のひとりごと(2) -コンディションは職域学生大会とともに- (2015年10月)
団体戦の夏 -2016の夏を振り返る- (2016年9月)
======================== 追 加 分 =========================
100試合&出場30回達成 -職域学生かるた大会- (2022年9月)
( 参 考 )
全国職域かるた連盟規約等
慶應義塾教職員チームの職域学生大会戦績
本文中の競技かるたに関する用語・用字において、一般社団法人全日本かるた協会で通常使用する表記と異なる表記がありますが、ご了承ください。
Auther
高野 仁
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